アマンサマーパレス北京 (6) 客室へ

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ネイティブとはいきませんが、まずまず流暢な英語を話す中国人女性スタッフが、レセプションから僕等の部屋まで案内をしてくれます。

途中に様々な建物があるので、それらも説明しながら、そう、4~5分はかかって、ホテルの一番奥まで進んでいきます。
この部分はもう塀一枚向こうは「頤和園」という所、部屋も元々は西太后のゲストが滞在していた建物をリストアした部屋、渡り廊下が多少でこぼこしているのは、昔の地形をそのままにしているからでしょう。

廊下などの装飾も凝っていて、特に天井のデザインなどは「頤和園」のデザイン・モチーフを引き継いだものになっています。

キーを持った女性スタッフが、ここで右に曲がります。
どうやらここが僕らの部屋のようです。

中央に大きな建物(2客室分)、左右に独立した建物(1客室)があり、ここはこの3棟で一つのブロック(ホテルの英語のブローシャーでは「コートヤード」という単語を使っていました)になっているようです。
これも四合院建築と言って良いのでしょうか?

今来た渡り廊下を振り返るとこんな感じ。
木も、中庭の芝生も、歩く石畳も、すべてシンメトリーに出来ています。

前にも書きましたが、ここはホテルの中でも一番奥、隣はもう世界遺産の「頤和園」です。
本当に「頤和園」の敷地まで10メートルくらいなものなんです。
なのでこの辺りは、特に昼間は、「頤和園」からの音が結構聞こえてきます。
本当に静かなのがお好きな方はこのエリアは駄目かもしれませんが、僕には中国語で歌われる歌、銅鑼などの中国楽器の音(歌も楽器も何かの練習のようです)が程度にエキゾチックに聞こえて、そう、トルコに行った時のコーランのような感じで、個人的にはOKでした。
重く大きなドアが開けられます。

すると、こんな空間。
何ともエレガントでクールなチャイニーズ・デザインの応接室です。
この部分はお隣の部屋と共用、でも僕らの時は隣に電気の点くことはありませんでした。
左右にこうしたドアが更にあり、自分達の部屋に通じています。
右上のものが、その鍵。

いただいたこのホテルの全体図です。
慣れてしまうと何でもないのですが、最初はどこがどうなっているのか・・・です。
で、これが部屋に入って、すぐに眼に飛び込んでくる部屋の景色。

かなりほの暗い室内ですが、すべてが上質な作りと、一目で分かる気がします。

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