イスタンブール旅情 (10) スィルケジ駅、トルコ・スイーツ、イェニジャーミィ

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スルタンアフメットからトラムヴァイ(市電)で2駅のスィルケジに移動します。
この辺りは人通りも多い下町風繁華街、小さな商店やレストランがぎっしり並んでいます。
この隣のエミノニュ地区と連続して、旧市街の商業地区とてもいえるのでしょうか。
でも僕らがスィルケジと言って思い出すのは、何と言ってもこのスィルケジ駅。

アガサ・クリスティーの推理小説や、映画の007シリーズで知られる「オリエント急行」はこの駅が発着、1977年までパリとイスタンブールを結んでいたのでした。
今でもその当時の風情は至る所に残されていて、猛烈にノスタルジックです。
観光客御用達の感はありますが、駅舎内にある「オリエント・エクスプレス」(Orient Express Restaurant)は、壁に当時の写真や資料も飾ってある、ちょっと気取ったレストランです。
最初にも書いたようにこの界隈はとにかく賑やか、ロカンタ(中には「激安」で有名な店もあります)や軽食堂、更には本格的なレストランと食べるほうもより取り見取りですが、トルコ甘味の名店が点在しているのも僕には嬉しい限りです。
「ハーフズ・ムスタファ」と並んでこの地区の人気パスターネ「コンヤル」(Konyali)に入ってみます。
創業は1897年、すごい歴史の店ですね。
でもイスタンブールにはこんな店が山のように存在します。
ここでもパイの蜂蜜漬けのバクラワ(上の段と2番目の段に置いてあります)が人気のようですが、僕はスュトラッチ(下の段)に挑戦してみます。
スュトラッチとはライス・プリンのこと、この店には多種多様なフレイヴァーのスュトラッチが置いてありましたが、僕は一番普通のものを・・・。
ここのはフルン(オーブンで焼いたという意味)スュトラッチ、米の形はほとんどなくわずかに口に当たるかなという程度、バクラワなどの強烈な甘さに比べると,とても上品な甘さです。
でも超好みか?と聞かれると、「うん」とは言えないような・・・(笑)。
テイクアウトが主流のようですが、イートインも出来ます。
一個4TLでした。
さぁ、今度は歩いてロクムの名店「ハジ・ベキール」(Haci Bekir)に向かいます。
ゴチャゴチャした道を間違えなければ、「コンヤル」から歩いて数分の近さです。
この店のことはもう何度も書きましたよね。
(看板に書いてある通り、創業は何と1777年です)
値段は他の店のより高いですが、確実に美味しいです、ここのロクム。

特にナッツなどを混ぜているものが僕のお勧めです。
ここでたっぷりお土産を調達した(カードも使えます)あと、そのほぼ向かい側にある「イェニ・ジャーミィ」というイスラム寺院(ジャーミィ)を見学してみます。

いわゆる観光用のジャーミィではなくて、地元の人用の純粋な(?)ジャーミィです。
1600年代に完成した、大きなドームとそれを取り巻く小さなドークのバランスが非常に美しい建物、そのシルエットはスレイマニエ・ジャーミィなどと並んで、イスタンブールのシティーラインを特徴付けるものでもあります。

地元の人と同じように靴を脱いで、ジャーミィの中に入ってみます。
うわぁ、僕ら異教徒にとって何ともエキゾチックな光景が広がります。
イスラム式の礼拝をしている人もいます。
写真に撮ったりしてはいけないと思いながら・・・すみません(笑)。
今度は、このジャーミィを反対側に出てすぐのエミノニュ地区を散策します。
エミノニュは基本的に船着場、観光客用の船も、ジモティー御用達の各地行きフェリーも、ひっきりなしに船が出ている、とても活気のある場所です。
この先、ガラタ橋を渡れば、新市街
につながっています。
次回はエミノニュ名物のサバのサンドイッチ、ガラタ橋のお馴染みフィッシング風景などを取り上げる予定です。
この時点で午後の3時過ぎ、まだまだ僕はイスタンブールを歩き続けます。
雨は完全に上がったようです。

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