クリスマス直前のシンガポール (1) 「ワイルドロケット」でランチ

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クリスマス前にシンガポールに行ってました。
仕事です。
なので、今回もあまりここで報告するようなことは多くはなかったのですが、幾つか初体験の店などは書いておいても良いかもしれません。
全体に冬のシンガポールは雨が多いというハンデはありますが、全体に気温は低め(それでも25~30°あります)、湿度もほどほどで、問題の雨も午後に多いだけで一日中降るということはないので、割と気持ち良い滞在が出来ました。
行ったのはクリスマス直前、街中、特に僕が泊まっていたオーチャード通りなどもう「発情している」(笑)と言っても良いような高揚した活気に溢れていて、本当に凄かったです。
今回の旅も羽田空港出発から順を追って書いても良かったのですが、もうあのスタイルは飽きちゃいましたでしょ?
なので今回の報告はアトランダムに・・・。
まずはレストラン。

今回はいまシンガポールでフレンチ・ベースのレストランと言えば必ずここと言われる「キーストン」(KEYSTONE)に行きましたが、残念、デジカメ忘れ。
携帯で撮ったのですが、画像が悪くて・・・すみません、このレストランは後日必ずもう一度取り上げますので、お許しを。
かなりなレストランでした、ここ。

     http://www.keystonerestaurant.com.sg/

そこで今回このブログで取り上げるのはもう少しカジュアル路線の「ワイルドロケット」(WILD ROCKET)という店.
出される料理はいわゆるフュージョンで、ヨーロッパに和食を含むアジアのテイストを入れたもの。
店は「マウント・エミリー」(Mount Emily)という岡の上にある「ハングアウト・ホテル」(Hangout Hotel)という格安ホテルの中という変なロケーション。
でも流行に敏感で、美味しいもの好きな若い人にはかなりな人気店のようです。

エントランスを入って右はホテルのレセプション。
本当にカジュアル、とにかくミニマムな作りで値段を抑えたホテルのようです。
向かって左にこの「ワイルドロケット」というレストラン。
こちらはホテルよりずっと高級なイメージで、カジュアルですがとてもよく気の付くスタッフが揃った、きちんとしたサービスの店。
礼儀正しいし、英語もきれいです、訛っていません。
店内インテリアはいかにも今風、大きく取られた窓からは一杯の外光が・・・。
ただ、岡の上にありますが、決して景色が良いというわけではありません。
メニューはアラカルトも、プリフィックスのセット・メニューもあります。
卵多めのややお菓子っぽい感じのパンに、オリーブオイルが良く合います。
5~6品の中から選んだ前菜はシンガポール料理とのフュージョン、ディープ・フライしたソフトシェルクラブに、シンガポールのチリ・クラブと同じようなチリ・ソースを合わせたもの。
ソフトシェルクラブのサクサクの揚げ方も合格なら、さすがシンガポール、チリ・ソースも「マイウ~」。
通常付いている揚げパンは、ここではイカ墨のパンと洒落ています。
メインにはパスタもあったので、僕は「ノリツクダニのスパゲッティ」(Nori Tukudani Spaghettini)というものを・・・。

「ノリツクダニ」という日本語をシンガポールで見るのもびっくりでしたが、味は何と本当に江戸紫味。
最初の見た目と香りから僕はかなり下世話な味を想してしまっていましたが、かなり入っている赤唐辛子などで味がきゅっと閉まり、海苔の良い香りと海老はしっかり合っていました。
デザートにはパンダン・リーフ味のパンナコッタ、周りには塩味のパームシュガーが敷かれています。
感じとしては塩キャラメルです。

この3コースで確か32シンガポール・ドル++(日本円で2200円くらい)、夜は多分60~70くらいは行くレストラン、まずはこのランチでお試しというのはいかがですか。
モダンでスタイリッシュ、なおかつ美味しい、観光客も少なくて地元の高感度人間御用達のこんなレストランも悪くないということで・・・。

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