ショートトリップ福岡 (6) アニオン

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先日見つかったSDカードからの画像集です。
あの時は「ショートトリップ福岡」というタイトルで今年の2月に福岡に行った時の旅行記を書いていました。
今回はその続きとなります。
このシリーズのイントロとして最初の

     ショートトリップ福岡 (1) カウンター・グルメ http://shackinba2.exblog.jp/23721158/

で、僕はこう書き始めています。

たにともさんがJALのファーストクラスで福岡に行ってらしたとお聞きして、実は僕もそのちょっと前に、全く同じことをしていました。
その簡単な報告です。
僕の場合は以前にも書いたことのある福岡の近郊の町にいる親戚の行事に参加というのが大義名分。
それに飛行機に乗りたい、期限が迫っているファーストクラスのアップグレード・クーポンを使ってしまいたい、ホテルに泊まりたい、福岡の美味しいものを食べたい・・・いろいろなことをが重なっての旅行です。
親戚の人には
「最近はお仕事がお忙しくなくったんですか?
よく来ていただけるようになりました。有難うございます。」
といわれました。
確かに数年前までは、行事の知らせがあっても遠方にいるということで、参加することはほとんどなかったんですが、ここのところ、飛行機やホテル、グルメを絡めることを覚えてからは、お誘いがあると
「多分、行けると思います」
と返事しちゃうshackinbaby。
今回はその町の宴会場での田舎料理(失礼!)を除くと、福岡では結構美味しいものを食べてきましたよ。
今回の僕の(心の中の)テーマはカウンター料理。

そう、この時はフレンチというか洋風、イタリアン、海鮮居酒屋の3軒のれすとらんのカウンターで美味しい料理を楽しんだのでした。
今日はその最初の1軒、「アニオン」の画像です。

     http://aignon.com/
     
僕は

     ショートトリップ福岡 (5) おわび、福岡で食べたもの http://shackinba2.exblog.jp/23730947/

で、この店のさわりだけは1枚写真で紹介していて、この写真をアップした後SDカードを紛失、料理の詳細を続けて紹介できなくなっていたのです。
今回それが見つかったわけですが、実はこの店の料理に対する細かい印象をもう忘れかけています。
なので、上記(5)で書いたこの店の印象・特徴をコピペが中心です。

天神の「アクロス」の近く、明治通りと昭和通の間、オフィス街の中にあるフランス料理の店です。

[#PARTS|USER|83503#]

題して「男のフレンチ」と・・・。

店の入り口には「男のハレンチ」という看板が出ていて、その「ハ」にXが付いて「フ」に直しているという大人のウィットもある店です。

店内はカウンターとテーブル席。

でもここはカウンターに座って、そのわずか30センチ前で繰り広げられるシェフたちの調理の具合と、絶妙のタイミングで料理の説明やグルメ話、更には世間話を入れてくれるマダムを楽しむべきです。
店は夜しかやっておらず、何と深夜26時までの営業。
ワインも多種類揃えているようで、そう、ここはビストロという言葉にぴったりの店です。
ここで特筆すべきは日本によくある「名前だけビストロ」などとは違って、本物志向のフランス料理を出す店ということです。
グルメ系ビストロ?
それはメニューを見ても良く分かります。
そしてそのどれもが「おとこのフレンチ」を地で行く、ちまちま系とは一線を画すフレンチばかり。

無骨かもしれないけれど、食べてしみじみと旨い料理、どれもポーション大きめ、味はくっきりはっきり、食べた充実感にひたれるものです。
僕はプリフィックスにしましたが、料理によってプラス料金が多いので、予算をよく考えてオーダーすべきです。
アミューズに続いて前菜として選んだブリオッシュの付いたフォアグラのポワレなんて2人前?ってヴォリューム。

これだけでも女性なら1食に・・・って感じです。
「これはお遊びのメニューなんですけど、やたら有名になっちゃったんですよね」とマダムがいう「オトコノニューハンバーグ」もすごかった・・・。
実家が洋食屋さんだったというシェフが「究極の合挽きハンバーグ」を作ろうと、イベリコ豚にキントア豚、シャラン鴨、阿蘇のあか牛、和牛の頬とハツ、仔牛のタンを混ぜた(正確には覚えていないけど、こんな説明でした)挽肉のハンバーグにフォアグラも入れたもの。

ビジュアル的にも約200gの大きな拳骨大の球形というインパクトもすごく、それを彩るブラウン・ソースとマッシュルームのツートンカラーはフレンチしていました。

でもその日のシェフの本当のお奨めはビュルゴー家のシャラン鴨だったようです。

この店には「女性と一緒」はあまり似合いません。
男性同士、あるいは男性一人でも美味しくボリュームのあるフレンチとワインが気楽に楽しめるというコンセプトの店、今回の僕にはピッタリで、とても居心地が良かったです。

ちょっと隠れ屋的な雰囲気もある、そう、「男の隠れ家フレンチ」と形容したらその雰囲気をお分かり頂けるでしょうか。

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