ストレスフリー・バンコク グルメとホテルの48時間 (9) 「ステートタワー」からバンコクを

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僕の泊まっている「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」の渡し舟で「サパン・タクシン」(ホテルの表記では「BTSサトーン」)まで・・・。
沢山停まっているトゥクトゥクに「さも乗り慣れているよう」に、値段を聞かないで、乗り込みます。
なまじ「値段を聞いたりすると」50バーツだの100バーツだのと吹っかけてくるので、僕は聞きません。
割と高圧的に「ステート・タワー」と・・・。

降りる時も降りてからポケットに用意しておいた20バーツ札を有無を言わさず運転手に押し付ける感じで、無言で振り返りません。
トゥクトゥクの運転手は何か言いかけますが、それ以上は何も言いませんし、追いかけてもきません。
だから乗車時間約5分のこの距離は20バーツで良いのだと(僕個人は勝手に)思っています。
で、行き先は「ルブア・アット・ステート・タワー」(Lebua at State Tower)という「ステート・タワー」の高層部に入るホテル。
(「ブア」とは、蓮の意味です)
以前とてもお世話になった某ホテリエが最近ここに転職したということで、日本からのお土産を持って尋ねて行ったのです。
残念ながら彼女は今日はお休み・・・と。
でも、とても親切な男性スタッフが「ホテルをご案内しましょうか?」とか、とても気を使ってくれます。
以前に泊まったことがあるので、部屋にはそう興味はなかったのですが、まずまずのこの天気、晴れた日の高層階からの景色は見ておきたい・・・。
そこで案内してもらったのは昼間はクローズしている「ザ・ドーム」(The Dome)というレストラン群のある63階。

有名な「スカイ・バー」(Sky Bar)をはじめ、その周囲に広がる「シロッコ」(Sirocco)、64階の「ディスティル」(Distil)、その上の65階の「メッツァルナ」(Mezzaluna)などの入り口は照明が落とされています。
「スカイ・バー」や「シロッコ」に行く出口のドアは閉められていて、この時間は外には出られません。
なので、そのドア越しに写真を一枚。
↑の写真の左側の丸いカウンターが地上247メートルという「スカイ・バー」です。
「外に出てみたいですか?」と聞かれたので、僕はもちろん「はい」と・・・。
そこで連れて行かれたのが52階にある「ブリーズ」(Breeze)。
ここは「取り合えずオープンはしています」という感じでエントランスにスタッフが配されていますが、客はゼロ、誰もいません。
夜になるとライティングされる橋を渡って行く近未来的でドラマチックなアプローチは、いかにも「スタイルから入る」バンコクです。

「高いところ好き」の僕には、こういう景色、本当に堪りません(笑)。
下に「タクシン橋」や「シャングリ・ラ・ホテル」・・・。
対岸に「ザ・ペニンシュラ」、手前に「マンダリン・オリエンタル」が見えています。
案内してくれたスタッフにお礼を言い、僕は今度はランチに向かいます。
場所は「スラサック」駅の近くなので、歩けば歩けそうですが、ホテルからなのでタクシーを使います。
それに行くレストランもタクシーで乗り付けるべき、それなりの店なので・・・。

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