ストレスフリー・バンコク グルメとホテルの48時間 (15) 嵐の夜の「サフラン」

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「バニヤン・ツリー・バンコク」の「サフラン」でディナー中、窓の外はどんどんすごいことになってきています。

窓に雨粒が・・・、揺れはしませんが風が急に強くなってきているのも良く分かります。
この頃から室内の照明もかなり落とされてくるので、料理の写真が、やや不鮮明になるのはお許しください。
僕の常で、フラッシュ撮影をしないもので・・・。
ウェイトレスはこの皿を、英語で「spicy roasted duck salad」と言っていました。
でも僕には「ラープ」ってタイ語で言ってもらった方が・・・。
イサーン地方やラオスでもっとも有名な料理の一つ、もちろんここでは現地風の激辛ということはなく、とても上品なラープです。
スープは「トムカーホーモックホイシェル」。
「トムカー」は「トムカーガイ」などの「トムカー」、「ホーモック」はすり身蒸し、「ホイシェル」はホタテの意味。
美味しいんだけどココナツ・スープとホタテはあまり合わないような・・・考えすぎの料理なのかもしれません。
次はターメリックでマリネされた鯛をカラッと揚げたものに、スパイシーなソースが・・・。
この出来も普通。
肉料理は焼いた「ワギュー(和牛)」にマッサマン(タイ南部に多いイスラム風のという意味)カレーとタマリンドのソースを掛けたもの。

僕が「魚より肉」派ということもあって、こういうものは言うことなしです。
特にソースはやはり「タイのタイ料理店」ならではのもの。
次のこれも独創的だし、美味しい。
鶏手羽先のグリーンカレー。
鶏肉も、揚げ方も、グリーンカレーも満点です。
そろそろコースも終わり、パッタイがこんなスタイリッシュな形で出てきます。

コースの終わりになってもこんな立派な海老がどか~~んと・・・。
デザートはココナツのアイスクリームや糯米に乗せたマンゴ、パンダン・サゴ・・・など。
凄い量のコースです。
中間部は個人的にはやや中だるみでしたが、肉あたりからまた盛り返してきた9コース。
どれもタイ各地の代表的な料理にモダンさと洗練さを加えた料理で、「Best of Thailand」というコース・タイトルに恥じないものでした。
ただ2200バーツ++はいささか・・・ですが。
窓の外は雨風が依然荒れ狂っています。

「ラティテュード・ラウンジ&バー」はライティングだけはクラブ風な色合いに点いていますが、雨が吹き込んで、客は誰もいない状態。

当然最初に予約していた「ヴァーティゴ」は完全クローズ、お腹一杯の僕は、この雨でなかなか来ないタクシーを待ってシーロムに。
やはりタイの雨は雨の粒が違うというか、とにかくすぐにずぶ濡れになりそうな雨。
早くどこかに入ってしまいたい・・・ということで、どこかに入ってしまいました(笑)。

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