バンコク・ラチャプラソン地区のホテルを見て回るつもりが、たったの１軒で時間切れ。
ホテルばかり見ているわけにもいかないので、「ゲイソーン」、「セントラル・ワールド・プラザ」、「サイアム・パラゴン」などを歩き、気になる店に寄ったり、まさに気の向くまま・・・。
少し歩き疲れたなぁと思う頃に見つけたのが、この店。
場所は「サイアム・パラゴン」、高級ブランド店の間の通路に店を出したって感じの「タン・レストラン」（Thann Restaurant）。
その名前から分る通り、今やタイを代表する化粧品メーカーとなった「タン」（ＴＨＡＮＮ）がやっているレストランです。
エミール・ガレのような巨大オブジェの下には、坐り心地良さそうなソファが・・・一見レストランというよりカフェのようです。
僕はタイ・アイスティーと（ショーウィンドーに並べられていた）チョコレートケーキにしましたが、ちゃんとコース仕立てのランチを食べているお金持ちそうなタイ人ご家族もいます。
ま、どんな使い方も出来る、ブランド街のオアシス的存在カフェ・レストランと言ったら良いでしょうか。
ゆったりしたソファはかなり良く疲れを取ってくれました。
値段はドリンクとケーキで２８８バーツ(７８０円くらい）、日本人からすれば「そんなものでしょう」ですが、普通のタイ人から見たら相当なお値段かと・・・。
ちなみに、このブランド、日本でもどんどんその知名度を上げていていて、東京にはもう表参道や伊勢丹にショップがありますし、ホテル内スパやアメニティにもかなり進出しています。
僕がこの１年くらいの間に行ったホテルでも、「パーク・ホテル東京」がそうでしたし、屋久島の「サンカラ・ホテル＆スパ」もここの製品を採用していました。
良く飛行機に乗る方なら、ＡＮＡの欧米線ファースト・クラス用アメニティ・キットの中身としても知られているでしょうし、ＡＮＡの国際線ラウンジのアメニティーもここのだったはずです。
