韓国の文化財庁は7月15日、ソウルの「昌徳宮」にある「楽善斎」区域の建物2棟を改造して、外国人観光客を対象に1泊300万ウォン(約32万円)クラスの宿泊施設にしようとする計画を発表したそうです。
「楽善斎」は朝鮮王朝第24代の王・憲宗が1847年に側室のために建てた建物で、国の宝物に指定されているところ。
文化財庁は、「人が暮らしていた古宮を開放することで、文化財を活用しようという趣旨」との立場だが、「なぜ最高級の宿泊施設にする必要があるのか」などの批判の声が上がっていると、韓国の新聞では報じられていました。
韓国のネットコメントではいつものように辛辣で・・・
「何百万ウォンの金で国のアイデンティティーを売ろうと言うのか?とんでもない」
「そんなにお金をもうけたいなら、青瓦台(韓国大統領府)をモーテルにしろ」
など非難殺到のようです。
僕ら外国人には、そんな由緒ある伝統建築が快適にリニューアルされ、高額であっても「1800年代の朝鮮王朝」の栄華の気分に浸りながら宿泊出来るなら、それは大歓迎かと・・・。
「楽善斎」でググったら、こんなところのようです。
「アマン・リゾート」とでも組んだら、さぞや素晴らしいものがなんて思っちゃいましたが、規模が小さ過ぎるか・・・。