前回のニューヨーク行きでまたも逃してしまったイースト・ヴィレッジの「チカリシャス」(ChikaLicious)、「Agora」というJAL系の雑誌に特集されていました。
わぁ、本当にここには行きたかったんですよ~。
何たって「ZAGAT」でずっと1位の座ですものね。
そこの日本人パティシエ、千加・ティルマンを8ページにわたっての特集、食い入るように見てしまいました。
だって、日本料理でZAGATのニューヨークでトップになるのは簡単(言いすぎ?)かもしれませんけど、デザートで!ですよ・・・すごいです。
日本人としても誇りです。
彼女の作るデザートは素材感を大切にした繊細な優しさが「売り」、従来からの強烈な甘さと食べきれないほどのヴォリュームのアメリカン・スイーツとはは対極にあるものなのです。
このお店(2軒あります)のオープン・キッチンで作られるデザートはアミューズ、メイン、プチフールといったコース制、合わせる飲み物もシャンパンなどが主という、ある意味いかにも大都会のセレブ風です。
でも食べてみるとそこには「どこかで食べたことのあるような味」が・・・お客の味覚から郷愁を呼び覚まし、優しい気持ちにしてくれるデザートとの評も多いのです。
もちろん現代流、千加流のひねりも加えてあるのですが・・・。
あぁ、こうして書いていて、猛烈に食べてみたくなりました、彼女のデザート(笑)。
あ、あと、ここのカップケーキも今年の「ニューヨーク・タイムズ」紙でベストに評された逸品とか。
hagidasさん、もし甘いものがお嫌いじゃなければ、僕の代わりに食べてきてください!(笑)