ファーストクラスでジャカルタ弾丸 (2) 成田前泊の夜は「レストラン松原」で盛り上がり(笑) 

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ファーストクラスで行く旅行の前夜は、仕事を終えた後に成田に移動。
長年の友人P女史と駅前で待ち合わせ、彼女のベンツで成田の町を何処か良い店がないかとクルージングです。
ブリティッシュパブ風の「ザ・バージ・イン」(ここはヴァージンのリチャード・ブランソンが作った店とのうわさも)や、エアラインクルー御用達の「ジェット・ラグ・クラブ」などを回りますが、混んでいたり、駐車場が空いてなかったり・・・。
成田に詳しいPさんから「成田ゲートウェイホテル」(昔の「成田ポートホテル」)の中庭奥にひっそりあるイタリアン「オステリア・ラ・カンパーニャ」はどう?「緬羊会館」(めんようかいかん)は?などといろいろな名前が出てきますが、悪いけどどれも今一つ。
そこで僕がこのところ気にしているところの名前を出してみます。
「『レストラン松原』はぁ?」
その時のPさんの顔。
「あそこはしょっちゅう通るけど、普通のファミレスだよ~」
僕が
「でもさ、『ヒルトン成田』に近くて、あそこならホテルから歩いて行けるんじゃない?
今後のために覚えといて便利な店だと思うんだ。
それにその寂れっぷりが結構すごそうだし・・・」
と・・・。
Pさん曰く
「もっとちゃんとした店、行こうよ。
でもいいか、私も興味あるっちゃぁ興味あるし、確かに寂れてるよぉ」
ということでファーストクラスに乗る前夜は何と寂れた成田のローカル・ファミレスでのディナーとなりました。
(何たる差!)

これがその「レストラン松原」。
夜なのでちょっと見は普通のファミレスのように見えますが、昼間見た時の寂れっぷりと、お客の少なさはかなりなもののようです。
場所はここ。
[#PARTS|USER|82435#]「ヒルトン成田」や「成田エクセルホテル東急」からは容易に歩ける距離です。
ホテルのレストランやルームサービスは高いし、何か何処かに食べるところない?とおっしゃる方には、ここは数少ない選択肢の1つです。
この日もお客は中国人のグループ一組のみ。
広い店内がガラガラです。

もちろん僕らが行ったのが午後8時半ラストオーダーの午後9時閉店の直前だったからかもしれません。
ランチの時間などは多少は混むのかも・・・。
それにしても見てください、このレトロっぷり。
入口には売れなさそうなグッズ、一応整理はしてあるおびただしい漫画本、埃をかぶったような造花、古めかしい照明、ずっと閉まってるかのようなカーテン。
そして「いらっしゃぁい」と出てくるウェイターが相当なオジさん(お爺さん?)。

でも店には不潔感はなく、手入れはされているようですが、至る所に隠しようのない「昭和」感がにじみ出ています。
聞くところによるとこの店のオープンは成田空港開業の後だそうです。

確か空港は1978年のオープンですから、この店も35年くらいはたっているのでしょう。
これがメニュー。

載っているメニューの数はかなり多く、洋食系8、和食系2といったところでしょうか、中にはサーロインセット3500円なんて高価なメニューもあります。
僕はひれかつ丼を注文。

ご飯が僕にはやや柔らかめでしたが、これは好みの問題でしょう、肝心のかつは肉質も良く(柔らかく)、スタイルとしてはソースかつ丼でした。
腹減らし男子には量もたっぷりだし、これは〇。
この店、なかなか味は良いですね。
これは僕とPさんとシェアした帆立貝柱のフライです。

これがまた〇、とにかく帆立が大きく立派なものでした。
付いているタルタルソースもいかにも自家製といった感じ。
Pさんのオーダーはポークジンジャー、彼女は最近これにはまっていて、どこでもこれをオーダーしてるそうです。

彼女の評価も〇、いやいやこの店、侮れません。
ここでPさんから一言。
「こういうお店だとこれが絶対似合うよね」
と懐かしのクリームソーダも追加注文。

確かにこのレトロな店内に最高に合ってましたよ、このメロン・ソーダの色合い。
ま、食事してる僕らもこの店同様レトロですけどね(笑)。
これまたレトロなレシート。

値段は外観から想像するほど安いとはいえませんが、美味しさでカバーしてくれるレストランですね。
ホテル内のレストランで我慢して何か食べるよりは、散歩がてらここまでいらしてはいかがでしょうか。

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