US$114で4時間、車とガイドをチャーター、僕一人だけのジャカルタ観光を楽しんだ後は、午後6時、予定通り、僕の最後の食事場所「サマラ」に無事送り届けてもらいました。
一人でタクシーを乗りついて市内を観光すれば、それは超安価に可能だったでしょうが、ガイド付きは何しろ動線に無駄がない、詳しい日本語での説明付きとあって、僕はこれはこれで無駄な出費ではなかったと思っています。
しかもこの日は日曜日、渋滞もほとんどなく、4時間を観光にフルに使えましたし・・・。
僕がジャカルタ最後の食事先に選んだのは、この「サマラ」というレストラン。
ここも今回の旅の目的の一つ、「トゥグ・ホテルズ」系列のレストラン攻略の一環です。
到着した午後6時は、ジャカルタではもう夕闇が・・・。
夜目にもエントランスから「トゥグ」風の妖しさ一杯です。
2階建てで、ここ1階はラウンジ&バーが主体のよう。
他の「トゥグ」系レストラン同様、料理はインドネシア料理を出しますが、インテリアはここではアラブの世界です。
ここからは2階のレストラン部分。
例によってものすごく照度を落とし、かなり暗いです。
その中に赤を基調とするアラブのというよりは、ペルシャといった方がイメージが合うでしょうか、そんなエロティックにすら感じるインテリアが広がります。
ここでふと思い出しました。
サマラってイラクの世界遺産である古代都市サマラのことかも・・・。
きっとそうです、サマラの王族の世界へのタイムスリップを狙っているのかもしれません。
他の「トゥグ」系レストラン同様、広い店内はいろいろな場所があり、自分の好みに合わせて陣取れます。
思い出してみれば、僕がこのグループのレストランに嵌ったきっかけは、ここのお隣「上海ブルー」というこれまた「トゥグ」系列のレストラン。
あちらは中華というかペラナカン料理のレストランで、インテリアもそれ風。
今回もまたそこでも良かったのですが、日曜日は休みとのことで、ここ「サマラ」の方にしたのです。
それにしてもインドネシア風、中華風、アラブ風とインテリアのテーマを変えても、そこに強烈に感じる「トゥイグ」臭にはすごいものがあります。
今にも奥からベリー・ダンスの妖艶な女性でも出てきそうです。
僕はそれほどお腹も空いていないので、軽めに。
この店もサテが自慢ということで、ここでは志向を変えてマリネした牛肉をレモングラスに巻いて、直焼きしたものを頼んでみました。
本当に火のついたコンロで運ばれてくるので、煙がすごい・・・。
これはこれでまた変わったサテで美味しかったです。
メインはシーフード一杯のナシゴレン。
量は2人前以上あったのでさすがの僕も食べきれませんでしたが、ナシ・ゴレンとしては美味しい、でもシーフードは料理を豪華にするために無理やり乗せた感もありました。
ここもJCBカードが効き、5%割り引き可能。
値段は忘れてしまいましたが、そんなに高くはなかった記憶です(多分ドリンク込みで160000ルピアくらい)。
http://www.tuguhotels.com/restaurants/jakarta/samarra/
午後7時ごろにタクシーを捕まえてと前もって頼んでおいたので、7時5分ごろ「タクシーが来ました」と呼びに来てくれました。
さぁ、あとは空港に行くのみ。
渋滞がないことを祈るだけです。