ホテルホッピング@クアラルンプール (31) マスジットジャメ、ムルデカスクエア

スポンサーリンク

「グランドハイアット・クアラルンプール」で予期せぬ厚遇、もう気分はルンルンで、午後の予定に出かけます。
この日出かけた先はクアラルンプールで一番有名な観光スポット、「ムルデカ・スクエア」(ムルデカ広場、独立広場)周辺です。
時間もあるしもう慣れたので、今回もLRTのクラナ・ジャヤ線で「KLCC」駅から「マスジット・ジャメ」駅まで。
駅を降りるともうすぐそこに有名な「マスジット・ジャメ」が・・・。
クラン川とゴンパック川の合流地点に建つクアラルンプール最古のイスラム寺院です。
入場は無料。
金曜日は礼拝のため、イスラム教徒以外は入れる時間が限られるようです。
1909年にイギリスの建築家によって建てられ、インドのムガール建築の影響を受た、白い玉葱型のドーム屋根、素焼き煉瓦の壁、白大理石の床とアーチのある柱廊など、その建築的な美しさには格別なものがあります。

クアラルンプールという街の発祥の地とも言われるこのモスク、周囲は工事中で、川などきれいではないのですが、中に流れるゆったりとした、でもどこか凛とした雰囲気は中々なもの。

靴を脱いで上がる白大理石の床の上には、人々が思い思いの姿で過ごしています。
昼寝する人、物思いにふける人、本(コーラン?)を読む人、おしゃべりをする人・・・。

日差しが強くかなり暑い外とは大違い、ひんやりした床にどこか涼しい空気、僕もしばらくここに横になってみました。

「マスジット・ジャメ」の周囲は近代的な高層建築、この対比も僕らを惹きつけるところです。

ここから歩いて数分、今度は歴史的建造物が並ぶラジャ通りから「マスジット・ジャメ」を見ると、こんな感じ。
本当に川の間に建っているのがよく分かります。

で、ラジャ通り、そしてその前にある「ムルデカ・スクエア」という緑地。
こここそクアラルンプールで一番の観光名所で、僕もウン十年前にここに来た記憶です。
イギリス統治時代の影響が色濃く残り、19世紀後半から20席初頭にかけて作られた歴史的建造物が数多く集まり、残っているのです。

僕が行ったのは土曜日、この日の夜はここは歩行者天国になるはず。
でもまだ太陽ぎらぎらの昼下がりは辺りに人はまばらで、真っ青な空に映える建築群を見ながらのぶらぶら歩きは最高でした(暑さ以外は)。


ラジャ通り沿いに建つ(ムルデカ・スクエアの対面)銅製の丸いキューポラが目印の建物が「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」8旧連邦事務局ビル)。
スペインで良く知られるイスラムのムーア様式と、インドのムガール様式が融合した独特の様式が実にエキゾチックです。

左右対称に作られ、真ん中の時計台は高さ40メートルもあると・・・。

今度はラジャ通りを「ムルデカ・スクエア」側に渡り、世界一の高さを誇る国旗掲揚塔を見学します。

「ムルデカ・スクエア」の緑(芝生)の中から(ここ、入って良いの?)、「ロイヤル・スランゴール・クラブ」などを見ながら、さっき歩いたラジャ通り方向をパチリ。
おぉ、ここからの方が歴史的建造物群が一視野に入る・・・。
↑の位置からだと「ペトロナス・ツインタワー」は良く見えるけど、「KLタワー」は頭だけ。
↓まで行くと、今度は「KLタワー」は良く見えるけど、「ツインタワー」は隠れちゃう。
ちょうど良く、歴史的建造物群、「ペトロナス・ツインタワー」、「KLタワー」が一枚に収まる位置は見つかりませんでした。
こういう時ツアーなら、ガイドさんが「ここがベスト・スポットですよ」なんて教えてくれるんでしょうが。
なのでこういう時はパノラマ撮影だと、この1枚を撮ってみました。
クアラルンプールのこの歴的景観地区を堪能した後は、熱さに少しへたり気味だったので、帰りはタクシーを使ってホテルまで戻りました。
「グランドハイアット・クアラルンプール」の「グランドクラブラウンジ」では午後6時からカクテル・タイムが始まるはずです。

タイトルとURLをコピーしました