ホテルホッピング@クアラルンプール (40) 新峰肉骨茶、ブキッビンタン

スポンサーリンク

午後4時過ぎ、お世話になったグランドハイアット・クアラルンプールをチェックアウト。
安い値段なのにグランドクラブにアップグレード、しかもペトロナスツインタワーが見えるスイートに、クラブ・フロアなので朝食やカクテルタイムも無料で楽しめ、しかもこうして午後4時までのレイトチェックアウトもOK、もう言うことがありませんでした。
本当にお世話になりました。
荷物をベルに預けて、身軽になった僕は最終出発まで、まだまだクアラrンプールを遊びます。
取りあえずの行き先は早めの夕食、今回の滞在でまだ食べるチャンスのなかったバクテー(肉骨茶、Bak kut teh)を評判の店「新峰肉骨茶」まで食べに・・・。

午後4時半という中途半端な時間にもかかわらず、店は奥の冷房席、手前のテラス席もかなり埋まっています。
人気の店というのは本当のようです。
メニューはボロボロですが、写真付きの分かりやすいもの。
バクテーは看板商品のようですが、実際には中華料理メニューがほとんどを占めていて、奥のテーブル席の家族客などは、香港などと同じような料理をテーブル一杯に並べていました。
もちろん僕はいろいろなバクテーがある中でオリジナルというものを(17リンギット)・・・。

で、このバクテー、シンガポールやマレーシアをご旅行された方ならもうご存知かと思いますが、改めて説明しておきますね。
この料理は中国福建語由来の鍋料理で、ぶつ切りの豚あばら肉(皮付き)や内臓肉を、漢方薬に用いるスパイスと中国醤油で煮込んだ料理で、一般的には土鍋で出されます。
中にはレタス、きのこ類、湯葉、厚揚げや油条(中国式の揚げパン)などがプラスされることも・・・。
スパイスにはスターアニス、シナモン、クローブ、コショウ、ニンニクなどが使われているようですが、この料理、かなり地域性があるので、この他にも多様な組み合わせで作られているようです。
肉骨茶とありますがお茶は使われておらず、スープが中国茶のような深い褐色であることからの命名でしょう。
発祥にはいろいろな説があるようですが、有力なのはマレーシアがまだ英国の植民地であった頃、中国本土よりやってきた中国人(福建人)が故郷の料理に習って作り出したというものです。
彼らは主に港(特に発祥の地とされるクラン付近)で苦力(クーリー)として働いていましたが、重労働の彼らにとって安くて良い栄養補給源だったと・・・。
低賃金の苦力は解体した後に残った「削ぎ落しきれなかった肉片が付いた骨」を利用したため、それが「肉骨」の名の由来と聞きます。
そしてそれが広がり、今では肉がたくさん付いた骨を使って作るマレーシアやシンガポールの地元料理となったと・・・。
煮込むスパイスのために、薬膳料理ととらえられることもあるようです。

これが「新峰肉骨茶」のオリジナル・バクテー、それにご飯(1.8リンギット)と中国茶(0.8リンギット)。
値段、安っ。

マレーシアでは有名な料理ですが、豚肉?
なのでムスリムのマレーシア人はこれを食べませんが、人口の3割ほどを占める中国系の華人に好まれている料理です。
味はマレーシア風、シンガポール風、福建風、海南風など様々に分かれ、マレーシアの中でもクアラルンプール、クラン、ジョホールバルではまた違った味付けが好まれるとのこと。
バクテーには更なるバリエーションもあって、海鮮を具にしたもの、汁なしバクテー(Dry Bak kut teh)なんてのもあるようです。
さぁ、食べてみましょう。

おぉ、これは色も胡椒の効いた味の方もいかにもマレーシア・スタイルのバクテーですね。
シンガポールや、マレーシアでもジョホールバルのように黒醤油を入れないいわゆる「白バクテー」ではなく、「黒バクテー」の方。
長時間かけて煮込んだ豚肉は実に柔らかく、豚の余分な油を取り除くために茹でこぼしもしているのでしょうか、意外なほどあっさりした味、薬膳独特の漢方臭さもありません。
三枚肉、スペアリブ、ホルモン、骨つきモモ肉など、豚肉の様々な部位を楽しめるのも魅力です。
(店によっては、豚肉の部位別にオーダ出来る店もあるようです)
この店は肉もですが、スープがとにかく気に入りました。
美味しい!
こうしてご飯を入れてお茶漬け風に食べると、これは最高です。
朝ご飯にだって良い感じです。
スタッフの中には簡単な日本語で対応出来るオジさんもいて、どのスタッフも基本英語はOKです。
「新峰肉骨茶」を出た後は、歩いて数分のクアラルンプール一の繁華街ブキッ・ビンタン・エリアへ。

軒を並べる巨大ショッピングセンター、ホテルなど、ここでは興味があるところ手当たり次第に立ち寄ります。
欲しいようなものは何もありませんでしたが、クアラルンプールのシティ・ライフの一端を見るようで、僕は楽しかったです。
写真は一々撮らなかったのですが、一例として「パヴィリオン」(Pavilion)という巨大高級系ショッピングモールを・・・。

店内はクリスマス・デコレーションで彩られ、行き交う人は皆うきうき楽しそうです。

下の方の階に入っているハイ・エンドなブランドなど僕は全然興味はなかったですが、面白かったのは日本の影響。
こんな東京をテーマにして階までありました。

日本の店や、日本風、日本や東京をテーマにした店が並んでいて、結構お客が入っていました。
これはソックスの店という意味なんでしょうか、面白日本語もたくさんありました。

レストランもたくさん入っていて、お馴染の鼎泰豐もここに<さんだーばーどさん、ここに行かれたんでしたっけ?

ここから僕は午後6時半過ぎホテルまでタクシーで戻りましたが、このショッピングモールではタクシーにサー・チャージが必要でした。

タイトルとURLをコピーしました