ホテル一泊のウルトラ弾丸シンガポール (4) ヒルトン・シンガポール

スポンサーリンク

シンガポール時間の朝の5時50分に到着したJL35便。
イミグレーションに待ちもなく、預け荷物もなく、シンガポール・ドルの現金も多少は持っているので、6時10分にはもう到着ロビーに・・・さて、ここからどうシンガポール市内まで行きましょう。

シンガポールの「チャンギ空港」から市内へは西に約16キロ。
行き方には色々なオプションがありますが、バスが一番安価、次いでMRT。
もちろん一番便利なのはタクシーですが、荷物も多くないし急いでもいないので、今回は料金的にその両者の中間、「エアポートシャトル」というものを使ってみました。
これは空港と市内のホテルを結ぶ・ミニ・バスのことで、到着ロビーにあるこの「グラウンド・トランスポート・デスク」という看板のあるカウンターで申し込みます。
行きたいホテル名を言って、9シンガポール・ドル(日本円で約560円)を支払うと、胸につけるワッペンをくれ、前のベンチで待つように言われます。
しばらくするとドライバーのオジさんが呼びに来ます。
そしてこのミニ・バスに乗車、実に簡単です。

外はまだ暗く、乗客は僕一人のよう。
貸し切り。
この「エアポートシャトル」、朝の6時前は30分毎、6時以降は15分毎の運行みたいです。
席数は約10席なので、混んでいて満席で全員が違うホテルに行くとすると、10か所はホテルを回ることになるのでしょう。
僕の時は僕の行くホテルに直行。
申し訳ないくらいです。
6時20分頃にバス乗車、僕がオーチャード通りに着いたのは6時50分くらい。
この頃に空もやっと白んできます。

僕が到着したのはお馴染み「シンガポール・ヒルトン」、以外にも個人的にはシンガポールでは「コンラッド・センテニアル・シンガポール・ホテル」より好きなホテルです。

この時間でももうホテルのロビーはかなりな活気、ドアマンもベルもレセプショニストもかなりな忙しさ。
「駄目もと」でチェックインを申し出てみます。
僕の予約は「king hilton executive room」の「the great getaway」レートで、一泊360シンガポール・ドル++(総額日本円で約26300円)。
えっ、最初からエグゼクティブを?
そうなんです、実はこの日はどういう訳か「コンラッド」のレートがかなり高く、「ヒルトン」の方は通常の部屋に「the great getaway」レートの設定がなく(売り切れ?)、「エグゼクティブ」の「the great getaway」がほぼ最安値だったのです。
もちろん予約時に到着便と時間をちゃんと記載、出来ればアーリーチェックインを希望とリマークスを入れておいたのです。

これがかなうかどうかは偏にホテル側の裁量にかかっているのですが、僕の武器(?)はヒルトンのダイアモンド・メンバーということと、笑顔と丁寧な言葉使い(笑)。
こういう時のためにこそ、僕はホテル・チェーンの最上級ステイタスを持っていたいのです。
さ、どうなるか・・・。
PC端末をたたいているオネーさん
「お部屋は用意出来ますよ。ただ、今はツインしか空いていないんです。よろしいかしら?」
もちろんですとも、やった~!(思わず心でガッツポーズ)
エレベーターの方に向かうとするとオネーさん、後ろから
「6時半からエグゼクティブ・ラウンジがもう開いてますよ。朝食でもいかがですか?」
有難う、でも眠い・・・。

この時間にホテルにチェックイン出来たことで、僕は今回の旅行も上手く行きそうなことを直感しました。
ここでどういう時間を過ごすかで、今夜の体力にもすごく効くてくるはずです。

カードキーの入っているキーケースを見ると21階と・・・エグゼクティブ・フロアの部屋。
確か22階にあるエグゼクティブ・ラウンジとは階段で繋がっている階のはずです。
でも、でも・・・と言うことはアップグレードはなかった、ということ?
果たして、ドアを開けると・・・

あ、普通の32㎡のエグゼクティブ・ルームでした。
22階にある広さが37㎡のテラス付きの「エグゼクティブプラス」にはならなかった・・・。
ヒルトン系でアップグレードされなかったのは、本当に久しぶりです。
でも実は翌日も午後4時までのレイト・チェックアウトをしたので、何と一泊の料金でホテルに33時間もいさせてもらったのです
ま、これも違う形でのアップグレードかもしれません。
有難うございました<「ヒルトン・シンガポール」様。

タイトルとURLをコピーしました