ミシュランの★付きのレストラン「アルキミア」をタクシーで出たのが午後4時10分頃。
時間的には非効率でしたが、再びゴシック地区に戻り、昼間の「グルメウォーキングツアー」でどうしても気になった「カエルン」(CAELUM)にもう一度立ち寄り、お土産買いとお茶を・・・。
(この様子は明日にでもアップします)
そしてその次は、そこから歩いてすぐのバルセロナ観光の定番「ピカソ美術館」(MUSEAU PICASO)の見学です。
ここも明日の元旦は休館、明後日の日曜日は開きますが、僕のスケジュールでは今日しか来れる時がないのです。
さすがに「スペイン=バルセロナ=ピカソ」は誰しも思うことで、夕方のこの時間、美術館の前はチケットを求める客で長蛇の列です。
ここ(写真のところ)まで来ても、建物の中でまた少し並びます。
「バルセロナカード」の提示で入場料の9ユーロは7ユーロにディスカウント。
中の絵では「マルゴット」が何と言っても僕の好み、今までたいしたことはないと思っていた「科学と慈愛」のような医療系のものにも感動、これが16歳の時のものだなんて・・・・「天才はやはりすごい!」としばし絶句でした。
恥ずかしながら、久しぶりにこうしたギフトショップでお買い物。
「鳩」のマウスパット。
これでもう大分擦り切れてきた、昔イギリスの「ナショナルギャラリー」に行った時に買ったゴッホの「ひまわり」のマウスパットが捨てられます(笑)。
「ピカソ美術館」で大分時間をとられました、時間は午後5時半になっています。
外に出るともう街灯には灯が付き、至るところ夜の装いが始まっています。
この後はバルセロナ一の高級ショッピング街、「グラシア通り」(PASSEIG DE GRACIA)を探索です。
この通りは街の中心「カタルーニャ広場」から北西に伸びていて、ヨーロッパをスペインを代表する高級ブランドが軒を並べています。
でも僕は「ロエベ」とか「リャドロ」などの超高級店には興味がありません。
北から南に気になる店だけを覗いていきます。
まずは靴の「カンペール」(CAMPER)。
日本よりは当然安いですが、アジアの免税店よりちょっと安い程度の値段、デザイン的にも気に入ったものがなかったので早々にパス。
次は「ヴィンソン」(VINCON)という店です。
エガさんお奨めの生活用品のセレクトショップ。
黒が基調の店内にはシンプルでモダンな文房具やインテリアが一杯。
家具や照明のコーナーは本当に「セレクトショップ」風、僕が「アルキミア」で気に入った照明器具もここにありました。
通りにはこんなディスプレイも・・・。
「ヴィンソン」のすぐ近くに、有名なガウディの「カサ・ミラ」があります。
「カサ・ミラ」は明日の元旦はクローズだそう。
出来れば見てみたいのですが・・・。
どんどん南に降りて行きます。
この辺りの店は午後8時半が閉店時間。少し急がないと・・・。
今度は奥さんからのおねだり品探しで、バッグの「ルポ」(LUPO)に行きます。
ここの「アバニコ」という扇形のバッグを買ってきてほしいと彼女から頼まれていたのです。
幸いにも店員は英語が上手、客も僕一人だったので付きっきりでバッグ選びを手伝ってくれました。
感謝。
ものすごい種類のアバニコ・バッグがあるので、素材、大きさ、飾りなどで日本人(奥さん)に合うものを選んでいきます。
うちの奥さん用に買ったものではないですが、ベイシックなタイプを参考までに。
収納力が抜群で、どんなふうにものを入れても形が決まる
上部のひもを引くと巾着型に閉まり、強い扇形になる
ひもを締めなければ普通の長方形のバッグになる
手で持つだけではなく、肩にかけたりも出来る
革の材質と手触りが良く、ヴァリエーションが沢山あるので自分にぴったりなものが選べる
・・・などをうちの奥さんは欲しい理由に挙げていました。
僕が買ったのは395ユーロのもの、免税書類を作ってもらって(このためにパスポートはこの日持参して外出しました)38ユーロがデタックス。
結局1ユーロ109円として39000円弱、日本で売られている価格(7万円前後?)からは信じられない安価だそうで、奥さんにはかなり感謝されました。
「グラシア通り」はホテルもなかなか良いムード。
この床から天井までぎっしりワインやリキュール、オリーブオイル、缶詰などが並んでいるディスプレイは、昔の食料品店(コルマードと言うそうです)スタイルだそうです。
「グラシア通り」の一本隣の「ランブラ・ダ・カタルーニャ通り」。
バルセロナ中心部の通りには大体こんな飾りつけがされていました。
とうとうこれまた超有名なガウディ作の「カサ・バトリョ」までやってきました。
ここは明日は開いているそうです。
「カサ・ミラ」は無理でも、ここだけは絶対明日来るぞと思いながら、この不思議建築の夜景をしばらく見上げるshackinbabyです。
さ、時間は午後7時半過ぎ、テンポを上げましょう。
次はもう1ブロック南下して「カカオ・サンパカ」(CAVAO SAMPAKA)というチョコレート・ショップへ。
確かあそこ8時45分で閉店なはずです。
次回はここと前述の「カエルン」の紹介です。
昨日バルセロナに着いてまだ24時間はたっていません。
こんなにいろいろなことをしちゃって良いのでしょうか?って感じです。