マイ・ファースト・スペイン (19) 行く年来る年@バルセロナ

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「カカオ・サンパカ」でエネルギーを補給、時間は午後8時15分頃、まだ開いているはずのデパート「エル・コンテ・イングレス」に向かいます。
「地球の歩き方」には午後10時までオープンと書いてあったので「今日の締めくくり」はここで・・・と思っていたのです。
バルセロナの中心地「カタルーニャ広場」の真ん前ですから(「ヒルトン・バルセロナ」の近くにも支店があります)、もしかして何か年越しのイヴェントでも・・・これにも期待してです。
ところがどうやら今日は早じまいの様子、入口を閉めにかかる準備をしてそうな雰囲気です。
せっかくここまで来たのに・・・と素早くデパート内に入りこみ、辺りを見回しますが、広い店内ですがちょっと田舎っぽい雰囲気で、期待はずれでした。
素早く地下のスーパーに移動、アイオリソースの瓶詰めとか選んでいると、店の人が時計を指さししてもう終わり…という合図をしてきます。
どうも8時半で入口を締め始めて、9時で完全閉店というところでしょうか?
あぁ、ここはあと30分、時間が欲しかった・・・。
もう両手に大荷物の僕はデパートの前の「カタルーニャ広場」も覗いてみますが、あまり特別なこともなさそうです。
バルセロナはカウントダウンとかないのでしょうか?
ちょうど目の前に客待ちのタクシーが・・・僕の疲れはもう頂点、衝動的にタクシーに乗り「ヒルトン・ホテルまで・・・」と言ってしまいました。
歩きに歩いたバルセロナ探訪もこれで終了。
しっかしこの一日、我ながら本当に良く色々なことを体験したものです。
ホテルに着いたのが午後9時20分頃。
回転ドアからエレベーターに行こうとすると、レセプションの方から「オラ~」と大きな声が・・・。
昨日僕のチェックインを手伝ってくれた親切な女性がこの日もいて、手に何かを持ちながら、僕の名前を(わりと正確な発音で)呼んでいるのです。
彼女の手には「ビニール袋に入ったブドウ」が・・・。
彼女の説明によるとスペインでは新年を迎えるのに、このブドウを食べながら迎えるんだそうです。
知らなかった、そんな習慣。
有難くいただいて部屋に、取りあえずテレビを付けて・・・でも「後は朧」でした(笑)。
風呂も入らないまま熟睡してしまったのです。
テレビでたぶんあるだろうカウントダウンの中継も見ず、いただいたブドウも食べずに・・・。
もちろんお腹は全然空いていないので、夕食も無しでです。

気が付くと、元旦の朝の7時過ぎ!
急いで窓を開けるとまだ暗い・・・窓から見える塔は別に由緒あるものではなくて、古い工場の跡とのこと。
一番向こうは海ですが、まだ暗くて良く分かりません。
また一眠り、次に起きたのが朝の8時前。
するとちょうど日の出
偶然にもバルセロナの初日の出を見ることが出来たのです!

わぁ、これはラッキー!

こんなにきれいにお日様が見えるということは今日はきっと良い天気かも・・・スペインの元旦は町中がほとんどお休み、でも何とかこの日を有効利用しなくては、です。
それにこの日は午後にはホテルも移動する予定。
今度はちょっと贅沢なホテルに・・・これも楽しみに、またまたバルセロナを探索し続けるぞぉ(笑)。

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