マンダリンオリエンタルホテル・バンコク (11)  「ザ・ヴェランダ」で朝食を・・・

スポンサーリンク

「マンダリンオリエンタルホテル・バンコク」の「ヘリティッジ・オーサーズ・スイート」に宿泊中のshackinbaby、前日の「お遊び」が響いたのか、ここのベッドが特別良かったのか、何と起きたのは午前10時ちょっと前という「とんでもない」時間。
(普通は僕は早起き、朝の7時以降に起きるなんて滅多にありません)
今回の僕のプランには朝食は込みだったので、さっそく「これからでも朝食が食べられるか」電話で聞いてみます。
するとルームサービスだとコンチネンタルのブレックファスト、「ザ・ヴェランダ」というリバーサイドのレストランなら10時半までバフェをやっていると・・・。
せっかくこのリバーサイドのホテルにいるのですから、やはり朝食は「川を見ながら」でしょう!ということで、「ザ・ヴェランダ」に急行です。

ところが、「ザ・ヴェランダ」のウェイトレスは「バフェは10時15分で終りになってしまいますが・・・」と。
聞くと「オリエンタル・ブレックファスト」(1100バーツ++)といういわゆるアメリカン・ブレックファストなどはこれからの時間でも大丈夫、あるいはアラカルト・メニューからその値段(1100バーツ++)まで自由に選んで注文も出来る(差額の支払いで、それ以上も可)とのこと。

それならとマンゴのジュースと、コーヒーを飲みながらゆっくりとアラカルト・メニューをチェックします。

ここのマンゴ・ジュースは濃くて本当に滑らかで美味しい、ましてこのロケーションで飲むマンゴ・ジュースです。
美味しさの2乗になるといっても良いでしょう。
朝食時間としてはもう終了間際、インドアのほうにはまだ人がいますが、パラソルの下のアウトドア・テラスにはもう客はあまりいません。
それがまた最高です。
この日も素晴らしい晴天、陽射しは強く温度もどんどん上がってきているようですが、何しろ季節は2月の頭、パラソルで作られる日陰は最高の心地良さです。
まずはマッシュルーム・チーズ・ハムのクレープ。
これは旨い、この国の水準からして「飛び切り」美味しく感じたのですが、パリで食べてもニューヨークで食べてもきっとそう感じたでしょう。
そんな普遍的な美味しさでした。
やはりこのホテルのF&Bの水準は高いです。
次はホテルの朝食の「顔」とも言える「カオ・トム」(ちょっと「引っ掛けて」います、笑)。
「カオ・トム」と言うと日本では「お粥」と訳されてしまいますが、「雑炊」というほうに近いと僕は思います。
米はカオホンマリ(香り米)、サラッとしてべとつきの無いもので、やや砕いた米でトロトロに煮込んだほうはタイ語で「ジョーク」と言います。

この雑炊、これが噂通りの絶品でした。
焦がし葱、大蒜、砕いたピーナッツなどと海老だけなのに、何だこの美味しさ!
思ったより熱々で運ばれてくるのに、この暑い気候の中で実にピッタリの味。
「オーリエンテン」秘伝のレシピというしかないかもしれません。

ぜひ皆様、川沿いのこのレストランでこの雑炊をハフハフしてみてください。

良かった、バフェにしないで・・・。
普通の朝食素材なら何もこのホテルで食べなくても、です。
最後にもう一杯マンゴ・ジュースを頼んでも後で請求はありませんでしたから、全部で1100バーツ++以下の値段だったのでしょう。
タイの物価からしたらとんでもない額ですが・・・。

タイトルとURLをコピーしました