世界遺産の町「ルアンパバーン」を代表する「ワット・シェントーン」。
今度は優美に大きく湾曲する屋根を持つ本堂の中を見てみます。
もちろん中に入るには靴を脱ぎます。
ここの特徴は壁面、何と黒く塗られています。
そこには細密に描かれた伝説上の動物などが・・・。
黒がバックだと、これはまるで宝石箱状態。
宗教心のない僕は、ただただこの色彩感覚にばかり興味が行ってしまいます。
大きなドラ。
写真左上の管は堂内の水道と繋がっていて、4月のピーマイ・ラーオ(ラオス正月)ではここからの水を求めて人が群がるんだそうです。
で、ここにはこの管の先の方の写真がありませんが、僕がこの前日バンコクのフワイクワンでお参りしたヒンドゥー教の神様の一つガネーシャが先にいました。
外に出て、もう一度この本堂の優美な姿を見ておきます。
外壁が修復中だったのは本当に残念ですが・・・あれっ、屋根の上の人・・・。
屋根で瓦を葺いているのはオレンジ色の衣を着た人、お坊さん?
あ、こっちは尼さん?
そうなんです、ここではお坊さんや尼さんが修復を担当しているんだそうです。
あんな高いところ、本当に大丈夫なんでしょうか。
これはボートレース用の艙庫。
ルアンパバーン、ボートレースで検索するとボートレースの様子はたくさん出てきます。
この地域では結構大切・有名な行事のようです。
で、どうしてここに艙庫?
それはこの裏のこの階段を降りると・・・
そこはもうメコン河だからです。
ボートレースはこのメコン川で行われ、「ワット・シェントーン」は河岸にあるお寺なのです。