ラオスのルアンパバーン行きのバンコクエアウェイズ(PG)941便は、スワンナプーム空港・コンコースCからの出発です。
この時間のコンコースCは本当に寂しく、人影もまばらです。
僕の乗るこの便は、この表示からも分かる通りエティハド航空(EY)とのコードシェア便。
ゲートまで下りて行っても、このありさまです。
これで本当に出発40分前?
待合室には僕の他に数人だけ。
行き先の表示もないし、ゲートの看板は天井からのつりさげ式。
ゲートに係員もいない。
本当にこれで大丈夫?心配になるほど閑散としています。
結局人が集まり始め、トランシーバーを持った係員が来たのは何と午前9時、出発15分前のことです。
アナウンスも何もなくゲートがオープン、チケットがもぎられ、後は例によってバスで飛行機まで移動。
どうやら客は全部で40人弱、沖留めされているリゾート塗装のATR72-500機に一台のバスで向かいます。
この飛行機、僕がサムイ島に行った時に乗ったのと同じ機種ですね。
圧倒的なシンプルな搭乗手続きによって、ゲート・オープンからたった15分後の定刻9時15分にはプロペラが回り始めました。
早っ、簡単。
機内には典型的なタイ・メイクをした女性FA2人、超手慣れた手つきで、おしぼりを配り、イミグレーション書類を配って歩きます。
動きに無駄がなく、本当に素早い動きです。
あっという間にバンコク上空、シートベルト・サインが消えるころには眼下にタイの田園風景が広がります。
コンフィギュレーションは2-2、でもお隣は空席なので前後は狭くても余裕はあります。
「バンコクエアウェイズ」便はタイ国内線でも割とちゃんとした機内食が出ます。
まして飛行時間1時間40分の国際線ならではで、トレイの上は3種盛り。
焼きビーフン、タイ風ドレッシングのカニカマ・サラダ、シロップ漬けのパウンドケーキといった布陣です。
味は・・・美味しいというよりは「不味くはない」という表現が適当でしょうか。
機内オーディオやヴィデオはなし、朝早かったのでここでちょっと一眠り。
飛行時間約100分でラオス・ルアンパバ-ン空港に到着です。
ルアンパバーン空港は山の中の本当に小さな空港。
もちろん滑走路は1本です。
このドイツ人の親子は、ルアンパバーンにいるお父さんに会いに来たんだそうです。
子供の持っている小さなトロリーバッグがかなりかわいい、彼もこれがとても気に入ってるんだそうです。
機内で一番前の席(それでもエコノミーの普通の席です)に座っていた黒スーツの人、相当なVIPのようで、降機時にすごい歓迎を受けていました。
国会議員さんとか、そんな感じの人でしょう。
これが空港ターミナル、さぁ、いよいよルアンパバーンです。