今後のヒルトン・・・by ティモシー・ソーパー氏

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ヒルトン・ワールドワイドが先ごろメディア向けに行ったセミナーによると、日本・韓国・ミクロネシア地区運営最高責任者のティモシー・ソーパー氏は
「2020年の東京オリンピックの開催を抜きにしても、訪日外国人旅行者の動きは無視できない。日本での拠点を拡大するため、積極的に開業の機会を開拓していきたい」
と語ったそうです。

     http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=75599

ヒルトン・ワールドワイドは現在、中核となるフルサービス・ブランド「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」を始め、13のブランド・ホテルを世界104ヶ国、4800軒運営していて、客室数は約78万9000室、2015年の利用者数は約1億4000万人だったとのことです。
日本では、来年7月に大阪市中之島に「コンラッド大阪」を、沖縄に「ヒルトン沖縄金武」をオープンする予定。
ソーパー氏は
「現時点で発表しているのはこの2軒のみだが、近年は年間1.5軒のペースで開発を進めており、今後はさらに加速する可能性もある」
とも述べたそうです。
今後は、主要都市に加えて、地方都市や日本各地のリゾート地でも展開を進めるため、不動産開発業者に積極的にアプローチする考え。
東京や大阪などについては
「新たに大規模ホテルを建てることが難しいので、古いホテルを買収しリブランドすることになるだろう」
と述べ、既存の3ブランド(ヒルトン、コンラッド、ダブルツリー)以外のホテルを開業することにも意欲を示したようです。
既存のホテルについては施設や設備のリニューアルを進めとし、「スマートキー」機能は来年末にヒルトン東京の導入、半年ほどで全ホテルに導入予定と・・・。
そのヒルトン東京は年内に全810室のリニューアルを完了、今年7月にリブランド開業した「ダブルツリーbyヒルトン 那覇首里城」は12月から全客室を改装し、来年4月の完了を予定しているとのことです。

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