レンタカーを借りての石垣西海岸ドライブから、石垣の町中に入って来て、僕らの最後のアクティビティはやはり石垣牛のステーキで〆ることにします。
ただし時間は午後4時半前、この時間に開いているステーキ店って意外に少ないのです。
ネットで必ず名前の出てくる「パポイア」などは午後5時から・・・。
午後5時からの店でも良いのですが、そうなると僕らの乗る午後7時15分発のJTA76便に間に合わないかもしれない。
石垣中心部から空港までの時間も初心者には読めないので、時間には余裕を持ちたいのです。
そこで見つけたのが基本はランチ営業のみ、でも午後は5時まで30分おきに予約受付可という面白い 営業形態の店を見つけたのです。
しかも石垣牛には こだわっていると・・・。
その店の名は「コーナーズグリル」。
ネットにはそうした情報が載っているちゃんとしたページがあるのですが、
http://cornersgrill.com/index.html
まあ、この店の予約の電話が繋がらない・・・。
いつ電話しても「本日の石垣牛は売り切れました」というテープが流れるのみ。
結局は午後4時半という僕らの希望に時間に予約は取れたのですが、この店やる気があるんだかないんだか、あるいは石垣風スロー・スタイルというべきなのか、です。
http://cornersgrill.com/yoyaku.html
店の外観も地味。
あまり派手派手しく宣伝している風もありません。
店内に入ると、食事をしている人がいる、どうやら4時の予約の人のようです。
僕らの後からも5時の予約というグループも来ていたので、皆さん、何とか予約を取って来ているよう。
店内での女性スタッフの接遇は かなりなもので、それだけでここに至るまでの不安は あっという間に吹き飛んでしまう程でした。
ちゃんとした店そうじゃん(笑)。
もしかすると、ランチタイム以降は、予約のみで客数を絞って、ランチタイムより上のサービスで もてなそうという考えなのかもしれません。
ここのメニューのメインは石垣牛のステーキとハンバーグ。
http://cornersgrill.com/menu.html
僕は180グラムのサーロイン(8800円)、奥さんはフィレの120グラム(5500円)で頼むと、その肉を見せてくれます。
おお、サシも綺麗に入った良い色の肉、これは期待できそうです。
ステーキにはサラダとライスかパン、コーヒーが付きますが 、僕らは前菜としてアラカルトから、ゴーヤのスライスのマリネ仕立て(450円)と・・・
オーロラソースがけの海老のフリット(890円))を注文。
共にいかにもの味で、決して田舎っぽくはない味です。
東京ならもっと値段高いでしょう。
セットのサラダ、流石にこれは普通。
で、出て来ました、いよいよステーキです。
良い焼き色、良い匂い!
(↑が僕の180グラム、↓が奥さんの120gのフィレ)
肉は塩・胡椒だけで味付けされていて、それを好みで、皿についている大蒜、別皿で出てくる醤油、山葵、レモン、ハーブ塩などを付けて食べるスタイルです。
肉はさすがの肉質。
黒毛和牛!と思わせるその肉は脂身が多過ぎないさっぱりとしたもので、同時に甘味のある風味豊かな味わいが、プロの焼き方と相まって、夫婦ともどもあっという間の完食でした。
ご馳走様ぁ。
ま、旅に出てなければ、こんな高額は払わなかったでしょうが、美味しかったので、普段財布のひもの固い奥さんもにっこりでした、ここ。
そして新石垣空港には、予定通り午後6時半前に到着。
空港は本当に混んでいて、こうしたフードコートはほぼ満席の状態。
HKさんが美味しいとおっしゃっていたジェラート屋の「ミルミル本舗」にも行列が出来ていました。
すべて中国語でも表記されているところが、石垣も華人観光客の多い証拠ですね。
空港内は明るく近代的、さすがに新しい空港
僕らの乗るJTA76便はレトロな「南西航空」塗装機のようです。
帰路はクラスJが取れず、この14列目。
JTA737-400型機の13列目と14列目は非常口席ということで、足元のとても広い席、クラスJより広いかもしれません。
機内でぐっすり寝た後、定刻の午後10時少し前に羽田に着陸。
東京も快晴のよう、窓からの羽田周辺の夜景がきれいでした。
今回は短い石垣旅行でしたが、時間配分も上手くゆき、いろいろ楽しむことが出来ました。
ま、最高だったのはメインとなる2日目の天気に恵まれたことですかね。
いつもながら拙い旅行記、最後までお目通しいただいて、本当に有難うございました。