仮想?週末ジャカルタ弾丸 (3) JL725便ファーストクラスの機内食

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特典航空券で乗ったJAL725便ジャカルタ行きのファーストクラス。
いつものようにJALファーストのサービスは素晴らしいものでした。
客一人一人のペースに合わせての慌てず騒がずの余裕ある親身な対応は、さすがのひとこと。
チーフ・パーサー(白ジャケット)は僕のうろ覚えでニューヨーク線で会った気のするベテランさん。
昔の話で盛り上がりながら、本当に良くしてもらいました。
実は復路もほぼ同じクルーでのフライトだったのですが、僕はそちらはファーストではなくビジネスクラス。
でも「差し入れ」(笑)と称して、ビジネスには通常ないサービスをしてもらったり、その気持ち、本当に嬉しかったです。
僕のゲスト・プロファイルも存在してそうな感じで(思い過ごし?)、「最初の一杯はこれをお召し上がりになります?」と僕がいつもそうしてて、後は「ロイヤルブルーティー」にすることを分かっているような「サロン」の進め方でした。

何回いただいてもアルコール音痴の僕には「サロン」の良さがピンときません。
同じ泡々ならまだ「ルイ・ロデレール」のクリスタルなんかの方が美味しいと思っちゃいます(すみません)。
でもせっかくJALのファーストに搭乗、やはり「サロン」の一杯だけは外せないかもです。
ちなみにデパートで「サロン」を見たら3万円台中間の値段、確かに余った「サロン」で手や顔を洗ったりは、ちょっと罰当たりかもしれませんね。
食事は洋食か和食かのチョイス。
事前に予約も出来るようです。
まずはアヴァン・アミューズ。

ブルーチーズを生ハムで巻いたもの、鰊のマリネなど、これはごく普通のスタート。
次いで、JALファーストのいつもの和のおつまみ。
「田村屋」の「浜干し甘えび」と、「故郷の詩」や「潮騒の詩」などの「詩」シリース。
共にここで見るだけで、デパートなどでは滅多に見かけないおつまみです。
で、ここからがメニューに記載のある食事で、最初はアミューズ・ブーシュから・・・。
左から、茄子のタルタル・黒オリーブとチョリソー風味、鴨の燻製・コルニッション・ミントの生春巻き包み、茸とゴルゴンゾーラ・マカデミアナッツのキッシュ仕立ての3種盛りです。

パンは、田舎風フランスパン、松の実入りブラウンロール、栗パン、国産米粉パン。
どれも良い状態で提供されます。
それを彩るバターはエシレ、塩の上に立っているのは板状になった粒胡椒。

3種盛りは下村浩司シェフらしく、複雑な味とテクスチャーの構成。
どれも美味しいのですが、際立って言うほどのインパクトがあるかというと、そうでもありません。
しいていえば、真ん中の生春巻き包みがベスト?
だって機内食で生春巻きが美味しい状態で出せるなんて、すごすぎです。
ミントの香りも鮮烈でした。
あ、コルニッションって小さな胡瓜のことです。
「サロン」の後は、いつもの僕の「ロイヤルブルーティー」。
この「クイーンオブブルー」は一瓶4000円くらいですが、最高級ラインのものとなると2万円を越してしまいます。
この高級茶は台湾産茶葉の半発酵茶、この会社は他にもまだまだいろいろなお茶を出しています。

     http://www2.enekoshop.jp/shop/rbt/contents?contents_id=142190

アペタイザーは、キャビアオードブル(カリフラワーヴルーテのジュレ、卵のポシェ、タラバ蟹添え)、人参のフラン・タラバ蟹のレタス包みとクリームチーズを添えた様々な野菜のマリネ、フォアグラと奥久慈軍鶏のバロティーヌ・茸のマリネとマンダリンソースの3種類からの選択。

もうキャビアは面白くないしと、フォアグラにしてみました。
出てきたのがこれ、プレゼンテーションはさすがファーストですが、味はマンダリンソースなど秀逸なものの、フォアグラにもう少しねっとり感が欲しかったところです。
バロティ-ヌとは鶏肉(あるいは鳩、鶉なども)でフォアグラや挽き肉などのファルスを包み込んだ料理。
もちろん美味しくいただいてるんですけど、心底美味しい!までには距離のある一皿でした。

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