冬来たりなばタイ遠からじ (10) サトーンピアからリバークルーズ

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僕の乗った飛行機がバンコクに降り立ったのが、早朝の5時50分。
それからホテルにチェックインし、簡単に朝食を食べ、仮眠。
10時過ぎからいよいよ今回のバンコク旅行、街歩き開始となりました。
まず向かったのはBTS「サパンタクシン」駅。
聞くところによるとこの駅、近々廃止になるんだとか・・・。
何でもお隣の「スラサック」駅から1キロ以上に渡る空中の通路が出来るとのこと、目を皿のようにしてその工事具合を見てみましたが、それらしい気配はなし。
単なる噂だけだったのでしょうか。
でも「サパンタクシン」駅至近の「ロビンソン・デパート」がクローズするとか、この地区、何かちょっと不穏な動きはありそうな気もします。
「サパンタクシン」駅下はバンコクでも主要な船着き場、サトーンピア。
特にチャオプラヤ川周辺の高級ホテル、コンドミニアム、アジアテークのような観光地に行く船、更にはリバークルーズの船はここから離発着するので、外国人の顔が圧倒的に目立ちます。
数は少ないですが、ローカル用の船もここを利用したりします。
(この150バーツの1日券は観光客に好評のようです)
僕はこれからここから出る無料の船に乗って、お昼を食べにあるレストランに行くのです。
指定されたのは、このシェラトンの看板のある桟橋。

川沿いのホテルの渡し船が次々にやってきてはまた出て行きます。
マンダリン・オリエンタル、シャングリ・ラ、ペニンシュラ、ミレニアム・ヒルトン・・・。
これはローカルの人用のロングテールボート。
でもこの時は観光客の貸切だったようで、わぁわぁきゃーきゃーの大騒ぎ。
「濡れちゃった」、「落ちちゃう」などなど、でも皆さん本当に超楽しそうです。
僕も15年くらい前はそうだったなぁ(と遠い眼)。
予定の正午に少し遅れて、迎えのボートがやってきました。

このボートです。
同じようなボートも多いので、旗の色や船の色の特徴を聞いておかなくてはです。
ここでの船の滞在時間はほぼ1分以内、客を待つということがないので、客の方が船を待つ感じです。
ぞろぞろと乗り込む7~8人の乗客。

ここからレストランまでこのチャオプラヤ川を約30分、遡っていくのです。
左側にペニンシュラや、その上流にミレニアム・ヒルトン。
右側にはシャングリ・ラ、マンダリン・オリエンタル、そしてロイヤル・オーキッド・シェラトン。
高級ホテルが続きます。

川風は気持ち良く、スピードを出しているせいか、川の臭いも気になりません。
サバイサバイなリバークルーズです。
去年奥さんと行ったチャクラポン・ヴィラズを過ぎ・・・
そうするとその向かい側はこの「暁の寺」、ワット・アルンです。
そこも過ぎ、もうそろそろ船にもちょっと飽きてきた頃に、目的のレストランに到着。
桟橋にはマネージャーからウェイター、かなりな数の人がお出迎え。
お絞りもすぐさま配られます。
さぁ、どんなレストランなんでしょう。
その名前を「チョン・タイ・レストラン」(CHON THAI RESTAURANT)と言います。
チョンとはタイ語でスプーンの意味、まだ日本ではこのレストランの紹介は少ないかと思いますので、次回に詳しく。

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