名古屋飯? (5) ひつまぶし

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僕が名古屋滞在中に試した名古屋飯。
この他にもきしめんはホテルの朝食の時に試しましたし、写真はありませんが、仲間とホテルの前にある「世界の山ちゃん」で手羽先を食べたりもしました。
で、「名古屋飯?」シリーズの最後は、ひつまぶしです。
細かく刻んだ鰻をごはんにまぶして食べるこの「ひつまぶし」という鰻の食べ方。
まずはそのまま、次にネギや山葵、海苔などの薬味を入れて、そして最後はお茶漬けでと、3通りの美味しさを楽しむことが出来るのです。

僕らが行ったのは創業明治6年という老舗「あつた蓬莱軒」の松坂屋店。
ここには他にも人気のレストランがいくつかあるのですが、この店だけがダントツでお客が多い・・・。
うちの近所の鰻屋がどうしても男性中心、中年以上の人が多いのに対して、ここは子供も女性もかなり多かったです。

同行者はお酒を飲むので、骨煎餅とか「うまき」などを注文していましたが、僕はやはりひつまぶし(3100円)を・・・。

その日仕入れた三河一色産の活うなぎを注文を受けてから(これだけ客が多いと、これはちょっと?ですが)、秘伝のタレと紀州備長炭で焼き上げた鰻。
腹開きにした鰻を蒸さずに焼いた鰻は外はかりっと香ばしく、身はふんわりです。
いつも僕らが食べている関東式の、背開きにした鰻を焼いてから蒸し、またタレを付けて焼くものというのとはちょっと違う食感、でもこれもまた美味しい鰻でした。

食べ方は書いてあるので、取り合えずその通りに・・・。
刻んだ鰻ののったご飯を、しゃもじで「十」の形に切分け
   1.最初はこれをそのまま茶碗に一杯取って、そのまま食べる
   2.次はおかわりの様に2杯目を取り、薬味をのせて食べる
   3.3杯目は2杯目の様にしたものにお茶やだし汁をかけて、お茶漬けのように食べる
   4.最後は一番気に入った食べ方で食べる
とのことですが、要は好きなように自分の好みで食べて良いということでしょう。

薬味を加えるだけで、味も変わりますし・・・
お茶漬けにすると、またこれ、さっぱり食べられます。
ひつまぶしという食べ方でなくても、これは美味しい鰻を出すお店でした。

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