このところJAL国内線ファーストクラスに乗ることが続けてありました。
もちろんたいていはいただいた航空券、あるいは僕のアップグレード・クーポンでのアップグレードで、ですけれどね(苦笑)。
で、ファーストクラス。
シートの経年劣化だけはいかんともしがたい感じで、出来た当時はあれほど豪華に見えたシートも、あの余裕のスペース以外は本当に差額8000円の価値あるの?・・・って感じです。
でもサービスの方は相変わらず日系特有の濃厚、べったりしたいつものスタイルが健在でした。
心地良い人には、これは最高なんでしょうね。
14席をチーフ・パーサーを含む3人のFAで担当するんですから、それは結構至れり尽くせり系です。
で、今回取り上げたのは機内食がわりと美味しかったからです。
監修は「JRタワーホテル日航札幌」、テーマは「食材の宝庫北の大地から、初夏の恵みに感謝」だそう。
例によって月に3回メニューは変わり、この日は
胆振(いぶり)産ハムと北海縞海老を使ったアスパラのサラダ仕立て
富良野産赤肉メロンと黒松内トワ・ヴェールのクリームチーズ
北海道産の生ホッケ、つぶ貝、イカのアクアパッツァ
北海道産小麦のリガーテパスタを添えて
セミハードロール、バター
フィナンシェ
という布陣。
パンの暖め方もちょうど良く、ハムやクリームチーズ、バターとも相性抜群。
そしてメインのアクアパッツァが機内で出されるにしては上手く調理されていて、特に今が旬の真ホッケの上品な甘さと食感はまずまずのものでした。
食事というには軽いものですが、こんなのが国内線の短い空の旅で出てくるんですから、やっぱりファーストクラスはファーストクラスかなぁ・・・なんて(笑)。
(ドリンクはオレンジジュースじゃなくて、黒田五寸人参を使った黒酢ドリンクってやつです)