天気に恵まれなかった台北 (17) 「何善之」でランチ

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僕の台北2日目のランチは大安区の大安路一段にある上海料理の店「何善之」で取りました。
食事の後にホテルをチェックアウト、仕事仲間と合流予定です。
「何善之」とはアヘン戦争の時代、中国大陸で通訳として活躍した人の名前だそう。
この店のオウナーは俳優さん、台湾の「アカデミー賞」に相当する「金馬賞」を受賞した「アヘン戦争」という映画で、この「何善之」の役を演じた人で、そこから店の名前を取ったとのことです。
ま、日本にもある芸能人がやっている店ということでしょうか。
でもネットでの評判も上々なようだし、何よりオープン時間が午前11時からと台北のレストランにしては早かったので、ここを選んだのです。
店はこんな感じ、ちょっとおしゃれ系のインテリア。
スタッフは基本的に親切で丁寧、最低限の英単語を並べることの出来る人はいます。
メニューは写真も大きく分かりやすいです。
一部日本語も添えられています。
一品料理、麺、点心からデザートまでかなりの種類がメニューにはあります。
メニューの他にも「今日のお薦め」みたいなものもあり、その辺は言葉の壁もあって理解は難しかったです。
「小菜」も一皿60元でかなりな種類が並んでいました。
台湾の家庭料理のようなおかずは、どれも本当に美味しそう。
特に興味をひかれたのは、枝豆の高菜合えとか、シシトウの中に挽き肉が詰められたものなど・・・。
僕は飲みませんがアルコールのお供に、またご飯の箸休めに、最高の小皿でしょう。
塩味がピタリと決まっています。
まずはお馴染み小龍包を注文。

この店では一蒸篭に8個、値段は安くめの130元!!(日本円にして何とたったの約340円)。
某有名店は10個で確か190元ですよね。
味はかなり良くて、その某有名店と比較しても違うのは中のスープの微妙な差のみ。
こちらの方がスープがややクリアではなく、少し舌に残る感じがあります。
ま、それも好みの程度の差。
針生姜とほんの少しの醤油の力で、いくらでも食べられてしまいます。
で、メインには僕一人では手に負えない量で、実は相当量残してしまったのですが、東坡肉を・・・。
この店の「私房東坡肉」は320元。
煮込んで煮込んでトロトロなまでになった東坡肉。
ここでの食べ方は、「光餅」と呼ばれるハンバーガー状の蒸しパンに挟んで、タレをたっぷりかけていただくスタイル。
台湾名物の「割包」と同じ食べ方です。

これが美味いのなんのって・・・とろけそうな皮の部分と、ジューシーな肉の部分、そしてそれを包むほかほかの胡麻付きパン。
青梗菜も入れて、パクッ。

もう「止まりません」が、相当お腹にたまりますので、これは3~4人でどうぞ、です。

僕の台北でのベスト「東坡肉」は今まで「蘇杭」という店のでしたが、あそこより味付けはややあっさり、こちらの方が今の僕には好みかもしれません。
とにかく食べた料理、すべてが美味しかったレストラン。
値段もリーズナブル、観光客などはいなそうでしたが、僕のような外国人にも親切に対応してくれる店でしたよ。

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