釜山に着いて1時間もたっていませんが、土砂降りの雨の中、チャガルチからナンポドンの方に歩いてきています。
ナンポドンは釜山の中でも繁華街の一つですが、雨なので人通りはそう多くありません。
このエリアのメインストリート「光復路」(ガンボッロ)を中心にあちこちと・・・。
雨なので晴れた日の半分も歩けません。
雨が本当に恨めしい(泣)。
大きめの傘なのに、雨も強さにだんだん服も濡れてくるし・・・。
色々な店が並んでいますが、韓国コスメの店が特に多かったです。
さぁ、さっきはチャガルチで魚を食べるのを何となくパスしてしまいました。
何か軽くお腹に入れておかなければ、ランチとして・・・。
釜山なのでクッパプ(スープご飯)にしようかと地図を見ながら歩いていると、あれっ、これはミルミョンの店?
ミルミョンも釜山名物なはずです。
何でも朝鮮戦争後の食糧難の時代、アメリカ軍が放出した小麦粉を使って作られ始めたという冷麺。
メニューには日本語はありませんが、「ミルミョン・ハナ」で通じます。
5000ウォンでした。
大きいサイズもありますが、僕はいろいろ食べたいので、これで充分。
最初に薬缶に入って出てくる温かいスープは普通の冷麺屋と同じです。
このスープがまた美味しい・・・。
テーブルの上には酢と芥子も置いてあります。
おっ、運ばれてきました。
他の韓国レストランなどと同じで、テーブルの脇の引出しに箸やスッカラ(スプーン)が入っています。
おぉ、これは普通の(韓国)冷麺より日本人の口に合うんじゃないですか?
あっさりながら深い味わいのスープはちょっとだけ漢方のフレイバーも感じます。
酢と芥子で自分好みに味を調えでも、またイケます。
客に日本人らしい人はおらず、日本語も全く通じませんが、これは美味しかったと思いますね。
ミルミョンで少し元気を取り戻し、また雨の中を外へ・・・。
今度は釜山名物の一つ、国際市場を目指します。
チャガルチ、ナンポドンはあまり広いエリアではないので、天気が良ければ結構歩き回れちゃう感じ。
ショッピング天国の国際市場、本来はアーケードのあるところを差すようですが、今ではその周辺も含めてそう呼ぶようです。
東南アジアの市場のように、同じようなものを扱う店が固まってあります。
こんな店、数年前なら日本人女性で一杯だったかもしれませんね。
店は2階にもあります。
急な狭い階段を上ってみると、1階よりディープな店がこれまたぎっしりと連なっています。
僕がたまたま上がったところは伝統的な韓服の店の集まっているところ。
あらゆる種類の店がこの国際市場には集まっているようですが、それほど特別に興味あるものもないし、ウォンも高いし、僕は本当に見学だけでした。