家族で行った台北 (9) 「綠豆蒜?? 」で絶品マンゴかき氷、「四面佛」にお参り

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僕らの台北への家族旅行、その間の「くう・ねる・あそぶ」を経時的じゃなく書いていますが、今日はまた「くう」の方を少しと「あそぶ」というか「いのる」を・・・。
台湾といえば最近ではマンゴかき氷が定番グルメとなっていますが、現地在住の方お奨めの店で僕らもマンゴかき氷を今回食べてきましたよ。
その店の名前は「綠豆蒜??」、ここは僕と娘で行きました。
う~~ん、ローカルなたたずまい。
住所は台北市伊通街106巷6-1号で、MRTでいえば「松江南京」駅の出口⑦を出て、左に進みます。
右側の四平街のアーケード通りの次を右折。
松江路を渡って路地を1本過ぎ、20mくらい先の右側にあります.
ま、こうして文章で書くより実際歩いたほうが分かりやすいと思います。

店は何と表現したら良いのか、新しめできれいな店だけれど、やや雑然としているところもあって、インテリアのポリシーはよく分からない感じ(ごめんなさい)。

カウンター奥にはたくさんのスイーツ・メニューが書かれています。
オウナーさんらしい女性は愛想が良く、僕を日本人とみるや、片言の英語と日本語を駆使して、「何か良い?うちは緑豆が美味しいのよ」と聞いてきます。
えっ?緑豆?
僕らはここにマンゴかき氷を食べに来たので、それらしい単語をメニューに捜しますが見つかりません。
娘が日本語で「マンゴかき氷」というと、オウナーの女性、それですぐに分かってくれたようで、カウンターにあるポップを指さし、180元と・・・。
良かった、あるんだぁ。
ここまで来て売り切れだったり、今日はありませんなんて言われたら最悪ですものね。
で、出てきた枋山愛文芒果冰がこれ。
す、すごい!
氷の量もすごいですが、何ですかこのマンゴの盛り方。
マンゴ2個は使ってません?この量だと。
もう娘は狂喜乱舞。
僕ともども写真撮りまくりです。
これだけ大きいと2人で1つでも良かったくらい。
あとで有名なかき氷やのマンゴかき氷も娘は食べたそうですが、マンゴがこの1/3も載っていなかったと・・・。
氷に関してはここより繊細な削り方の店もあると思いますが、ことマンゴに関してはこれ以上はないでしょう的マンゴ。
聞くところによるとオウナーが自身の出身地である屏東のマンゴにこだわっていると・・・。
屏東でも枋山という地方の無農薬の有機マンゴのみ扱っているようです。
本当に完熟、最高の甘さのマンゴがこれでもかと載っていました。
これは本当に良いところを紹介してもらったものです。
facebook によると、5~8月までの限定品らしいです。

     http://www.waahat.com.tw/service/index.aspx?shop=waahat

オウナーさんに美味しかったと挨拶し帰ろうとすると、「これを食べてみない。うちのスペシャリティだから」と声をかけてくれます。
もう一人のスタッフも日本語で「シショク、シショク」と言ってくれます。
試食していきなさいということなんでしょう。

店名にある「緑豆蒜」とは緑豆の殻をとった中身だけのものをいうそうです。
殻を剥かれた緑豆は、砂糖水でゆっくりとろとろになるまで煮て作られ、煮込まれたものは黄色い小粒に・・・。
それに↓の様々なトッピングをして食べるようです。

小さなカップにいろいろなトッピングで何回も何回もシショクさせてもらい、シショクなのが悪いほど緑豆を頂いちゃいました。
ご馳走様でした。
味の方は、ま、豆の味、甘い豆(当たり前か)。
もう一度お礼を言って店を出、辺りをぶらついてから帰ろうとした時、僕のレーダーに反応する光景が(笑)・・・。

何、これ?
街中に突如現れた、この花輪の大群は何?
もう好奇心が抑えきれません。
娘は興味ないらしく「早く帰ろうよ」とせかしますが、僕はこの不思議な場所にくぎ付け、何なんだろう、ここ。
「四面佛」と書いてあります。
恐る恐る中に入ってみると、狭いお堂のような中央に確かにタイでよく見る4面の仏様がいるではないですか。
え~、台湾にもこういう仏様がいるんだぁ。
通常の台湾のお寺と装飾も少し変わっていて、どこかエキゾチック。
皆さんは仏様に花を手向け(入口で売っています)、お線香を手にし、4面それぞれに熱心に祈っています。

えっ、何だ、この人?
狭い「四面佛」の周囲で踊っている人がいます。
タイ風のコスチュームを着て、ヒラヒラを舞い踊っているのです。
バンコクのエラワン廟の奉納の踊りと同じような意味?

そこで帰国度、いつもお世話になっている台湾在住の方にお聞きすると

無料の線香が入口にあったのを覚えていらっしゃるでしょうか。
信者が自発的に提供しているようです。
ちょうどお線香の補充をしている女性を見かけたので、突撃インタビュー。
「ちょっと失礼な質問かもしれませんが、台湾人がタイの神様にお参りするのは何故ですか」
「あなた、香港人?」
「いえ、日本人。」
「へえ、私、昨日北海道旅行から帰って来たの。…とにかく『効く』のよ。」

この仏様は台湾でホテルや遊園地を経営する会社「六福」の創設者がタイから招いたそうです。
最初は芸能界や水商売、不動産業界の人がお参りしていましたが、特にノルマに追われる人、恋愛に悩む人に効くという話が広まり、今は多くの人々を引きつけているとか。
夜はもっと人が多いそうです。

金儲けは東、恋愛は南、才能は西、健康は北からお祈り。
お祈りの際は、具体的な数値目標を言った方がいい。
と、この女性からアドバイスまで頂きました。

とのことでした。
有難うございます、これでよく分かりすっきりしました<hXXXXXさん。

偶然見つけた実にエキゾチックな場所に、好奇心旺盛な僕はワクワク。
街歩きの醍醐味ですね、こういうの。
最後にこの台湾のおみくじにあたる赤い半月状の木で、ちょっとこの先を占ってみました。
結果はどう解釈してよいか分からず、ただ台湾気分に浸りたかっただけといえば、まさにそうなのですが・・・。

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