弾丸ハノイ~もうこれ以上は食べられません (2) JAL751便

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僕の乗るハノイ行きのJAL751便は第2ターミナル・サテライト側92番ゲートから午後6時25分出発の予定。
アメリカン航空とベトナム航空とのコードシェア便のようです。

当初の予定ではこのハノイ線は767でも最新のスカイスイートI機材(SS6)、ところが突然の機材変更により、この日は一番古いタイプの767に・・・(泣)。

最近ではあまり目にかからなくなったスカイラックス・シートがお出迎えです。
アブレストは2-2-2。
あぁ、変更さえなければ1-2-1のフルフラットシートの窓側1列席をゲットしていたのに・・・(泣)。

そういう僕らの不満は充分分かっておりますと、もう頭を下げっぱなし、いつもよりこってり濃厚サービスのチーフ。
「この人に任せておけば大丈夫」的JAL機に乗ってウン十年って感じのベテランさんでした。
ビジネスクラスの搭乗率は半分強、グランドホステスが言っていたように実際僕の隣は空席でした。
ま、これならスカイスイートじゃなくても許せるか、お隣がいないと結構広く使えますから・・・。
ほぼ定刻の出発、担当CAの挨拶、チーフの挨拶、新聞、アメニティ(残念ながらハノイ線はTUMIのバッグ入りのものはありません)、雑誌、カーディガンなどの配布とスムーズに続きます。
ハノイまでは4時間50分の飛行時間。
シートベルサインが消えるとウェルカム・ドリンクの配布となります。
そして食事の注文も聞かれます。

メニューを見てください。
和食にXが付いているでしょ?
いつもの9つに仕切られた箱入りの前菜ではなくて、7つのものがトレーに普通に平置きで出てくると・・・。
これは機材変更と関係してるんでしょうね。
なので僕は洋食を選択。

僕は席を2席使って、スクリーンを隣の席から出します。
自分の席のを出すと、この767の旧型はテーブルの上にかぶってしまうので・・・。
ちょっと首は疲れますけど、これならスカイスイートじゃなくても、まずまずかもしれません。
ま、スカイスイートならスクリーンはタッチ方式だし、大きいし、画質もこれよりずっと良いですけど・・・。
イヤフォンはパナソニックRP-HC150でした。
映画はshojiさんお奨めの「国際市場で逢いましょう」を見てみました。
僕はいままで韓国映画というのをちゃんと見たことがなく、はっきりいってちょっと偏見があったのですが、最近行った釜山の街が舞台ということで引き込まれ、後はもう食い入るように・・・。

朝鮮戦争や軍事政権、ベトナム戦争など動乱の時代を家族のためにささげた一人の男の足跡を写す家族愛溢れる映画、泣けましたねぇ、これ。
見て良かったです、本当に。
ちゃんとした映画でした、これからは偏見捨てよぉっと。
これが洋食の、メインがステーキのやつ。
ハンバーグステーキ・玉葱と大根の和風ソースというのも選べます。

テリーヌはスモークした穴子と茄子とフォアグラ、それにバジル・ソースをかけていただきます。
夏っぽいし、フォアグラも十分量あるのですが、どうもいまいちピンときません。
スープはべーコンと冬瓜のコンソメ。
メインは「山田チカラ」シェフのメニューで、夏野菜ソースはかなり美味しい、でも今回は肉が・・・。

筋が多く、変に硬い。
添えられているのはジャガイモのニョッキです。
デザートの前にアラカルト・メニューからチーズの盛り合わせを。
デザートはピンクグレープフルーツのムース。
全体に今回の機内食は標準以下かなぁ、ま、これ、僕の印象ですけど。
食事の後はボトルの水が配られ、機内は暗くなります。
僕もここで約2時間のお休みタイム。
ハノイ到着1時間前に軽食(「デスカイ」シリーズ)が配られます。

ジャン・ポール・エヴァンのチョコレートも・・・。
日本
とハノイの時差は2時間、ハノイは雨、気温は30度とアナウンスされますが、着いたハノイのノイバイ空港の地面はあまり濡れていない感じ。
今回天気予報ではハノイは連日、雨、雷雨となっていましたが、実際には雨など全然降りませんでした。
ハノイは天気予報も少し後進国(失礼!)?正確じゃない?それとも変わりやすいということなのでしょうか。
降機する時チーフからは「帰りもまたお待ち申し上げております」と挨拶が・・・。
飛行機から見えたハノイの町は暗く、明かりの少ない田舎だなぁという印象でしたが、どうしてどうして空港はとんでもなくきれいで、近代的でした。

僕が8年前に来た時とは大違い。
それもそのはずで1978年に開港したこのノイバイ空港、2014年末に日本の政府開発援助(円借款)で国際線専用の第2ターミナルが完成して、僕はそこに着いたのです。
道理できれいで新しいはずだぁ

イミグレーションはフレンドリー、パスポートと帰りのeチケットのみで大丈夫です。
出入国カードの記載は不要、税関申告書も普通の持ち物程度なら不要。

ホーチミンシティのタンソンニャット空港ほどではありませんが、そこそこの到着便はあるものの、どのエリアも混んではいません。
僕は手荷物だけだったので、バゲッジクレーム辺りについては不明ですが。

ここからが非制限エリア、出迎えの人はいますが、あまり混雑していません。
客引きの声もかかりますが、全然しつこくない、あっさり系。

ベトナム・ドンの現金は適当に持っていたので、今回は両替しませんでした。
円安ですが、桁数の多いベトナム・ドン、下3桁の0を削って5をかけるで日本円に換算。
つまり10000ドン=50円、正確ではないかもしれませんが、旅行中はそう脳内変換して過ごしました。
最期に時間的経過を書くとベトナム時間で午後9時40分にJAL751便着陸、同55分にはタクシーに乗れましたので、この空港、かなりコンパクトで、僕らにとっては使い勝手の良い空港と思いました。

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