思い出のホテルオークラ本館 (2) テラスレストラン

スポンサーリンク

なるべく「ホテルオークラ東京」本館のいろいろなレストランに行きたいshackinbaby、でも胃袋は一つしかありません。
夜は某パーティーがあったので、ディナーは軽く・・・。
でも結局は、どこが軽いんじゃい!と絶対突っ込まれそうな本館1階ショッピングアーケード途中にある「テラスレストラン」でローストビーフを食べてきました。

入口には「シェフズガーデン」というテイクアウトコーナー。

ホテルメイドのスイーツ、館内レストランの人気メニューやバラエティ豊かなパンやデリカテッセンなどがたくさん揃っていて、昔はここでよく贈答用に買い、デリバリーサービスをお願いしていたものです。
僕はここのレモンパイが好きで今回ぜひ食べておきたいと思ったのですが、あまりの人気に午前中で売り切れてしまったとのこと。
皆さん思うこと、考えることは同じなんですね。

50年以上全く変わっていない「ホテルオークラ東京」のレモンパイ、あぁ、もう一度食べておきたかったなぁ。
「テラスレストラン」の営業は朝から夜まで・・・。
そういえば朝食のバフェも、ここでよく食べました。
僕はこのきれいに手入れされた芝生の緑と良く磨かれた大きな窓が好きなのです。
朝はその緑が目の御馳走、夕方からはライトアップと焚かれる篝火が素敵なんです。

店内は午後6時の時点でほぼ満杯、入り口に席待ちの行列も出来ています。
僕は前もって予約をしておいたので、すぐに窓際の席に・・・。
やはりこのレストランは窓際でしょう。
この日は家族連れのお客が多く、子供たちが芝生の上を駆け回っていました。
ここでも中国語の大声が・・・。

お客は主に年配の人が多いですが、「山里」よりは年齢層が下がります。
夕食前の時間にはかき氷があったり、全体にカフェ・レストランとしてカジュアルにも使われているようです。

僕のオーダーはローストビーフのディナー(税サ込5940円)。
ここのローストビーフについてはウェブに
「『焼き上がるまで待つよ』というお客様がいらっしゃるほどの一品。
おいしさを閉じ込めるように、じっくりとつくりあげていくビーフは、まんべんなくピンク色に染まり、繊維までやわらかく、なめらか。
ワゴンでお客様の前までお持ちし、目の前でカット。
とたんに肉汁がじゅわっとあふれ出す。
思わず息を飲む瞬間です。
そして、その場で盛り付けてテーブルの上へ。
手づくりのグレービーソースをからめると、おいしさはさらに際だつ。
旨味が一番染み込んでいる「エンドカットを」とご注文をいただく方も少なくありません。
ホテルオークラ、創業以来の伝統の味であり、誇りでもある、絶対の一品です」
とあります。

ウェイターたちは年配者が目立ち、動きはプロですが、この日のようにどのテーブルも一杯だと、やや目の届きにくいところもありました。
スープはコンソメ、ポタージュ、ミネストローネからの選択。
この時はいつもは選ばないコンソメを、これも伝統の味ですね、缶詰でもお馴染のあの味でした。

サラダのソースは選べます。

遠くにローストビーフのカートが見えます。
こんなに混んでいてテーブルの間隔も狭いのに、ウェブにあるように「お客様の前までお持ちし、目の前でカット」って出来るの?
案の定、実際にはカットされた状態でローストビーフは運ばれてきました。
これは眼でも美味しい、食べて美味しい肉料理の代表で、グレービーソースも、ホースラディッシュも上質かつ美味しいもの。
この焼き上がった肉の色にときめかない人間はいません。
僕がイギリスで初めて食べたローストビーフに似ていて、このローストビーフも僕の中でローストビーフの基準となっている仕上がり、美味しかったです。

気が付くと窓の外は暮れてきて、ライトアップが一番とき
れいになっています。

僕の大好きな時間に、美味しいローストビーフを食べられて、僕はまたまた本当に満足。
ご馳走様でしたぁ。
最期に終了まじかの「テラスレストラン」の庭を上から見たところです。


タイトルとURLをコピーしました