「ザ・ペニンシュラ」最後のフカヒレを食べようと勇んでやってきた「メイジャン」。
でも電話に出た女性の勘違いで、もうすでにフカヒレの提供は終了したとのこと。
残念。
でも謝り方も丁寧だったし、その後の対応も本当に丁重だったので、やはりここで食事をしていくことに・・・。
並んでいる美味しそうなお茶の中から、感で烏龍茶の一種(名前失念)をオーダー。
茶碗が急須替わりになる入れ方で、手つき鮮やかに入れてくれます。
この写真で、おつまみとしてテーブル上に出されている白胡麻付きの胡桃が、さっきギフトショップで買ったもの。
アペタイザーはポークとチキンに海藻を巻いて揚げたもの、オープンしたてなのに揚げたて感が少ないですが、さすがの揚げ方と甘辛ソースです。
フカヒレは入っていなくてもやはりこれがお薦めと言われて選んだ「シーフードメニュー」というセットランチ、点心5種盛りからのスタートです。
これらは見ての通りの出来。
エビなどの質とか鮮度の良いのが良く分かる以外は、至って普通の点心、でも日本では味わいにくいレベルのものであることも確かです。
特に「さっくり感」点心が良かった・・・。
スープはしばらく前まではフカヒレを使ったものが出されていたと・・・これは本当に残念、何度も書いてすみませんが、本当にがっかりしたんです。
今のスープは干貝柱のダンプリン(餃子)スープ。
餃子の皮を開けると、たっぷりの貝柱、エノキ茸、魚の浮き袋・・・出汁の出るものオンパレードで、味的にはベースの上湯も含めて本当に美味しいのですが、僕はフカヒレの方が・・・しつこい?すみません(笑)。
次の皿はベストな出来、蒸し海老に合わせられたガーリック醤油の何と奥行きのある味。
もちろん海老の質、蒸し加減の絶妙さも特筆ものです。
たぶんシェフのスペシャリティの一つでしょう。
次はガルーパの揚げ物をプラム・ジンジャーそして蜂蜜のソースで・・・。
サクサク感が堪りません。
このソースはタイ料理にも似たものがあるので、黒服のマネージャーに聞いてみると、「純粋の中華ソースです」と胸を張っていました。本当?
締めのご飯ものは蓮の葉に包まれた鮑炒飯。
賽の目切りの鮑はごろごろ入っていますが、あまり鮑の有難味を感じない作り。
炒飯としても全然悪くないし、鮑は本当に鮑なのに、何か残念な出来。
隠し味にターメリック辺りを使っているようです。
デザートはいわゆる楊枝甘露の変形。
これも香港の方が美味しいなぁ的出来。
これらの料理の英語でのメニュー表記を書いておきますね。
SEAFOOD MENU
Mei Jiang Dim Sum Combination
Conpoy Dumpling Soup
Steamed Lobster with garlic-soy sauce
Deep-Fried Garoupa Cutlet with ginger-honey sauce
Abalone Fried Rice Wrapped in a Lotus Leaf
Chilled Sago and Pomelo in Mango Cream
これでお値段1980バーツ++、う~~ん、僕の基準だとランチとしては髙過ぎかな・・・味の方もすべてに超満足と言う訳でもなかったし・・・。
食後、「ザ・ペニンシュラ」からタクシーに乗り、「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」で預け荷物を受け取り、次のホテルに移動です。