春の韓国弾丸 (21) ソグルロンタン (????)でサムギョプサル

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僕のわずか25~6時間のソウル旅行、後半は少し端折りましょう。
「汝矣島公園」の朝散歩の後は地下鉄を使って乙支路から明洞エリアへ・・・。
奥さんからの頼まれものを中心に見て歩き、すっかり日本人のいなくなった明洞をあちこち。
キムチなど重いものもあったので帰りはタクシーで「コンラッド・ソウル」まで戻りました。
ホテルのラウンジでコーヒーをいただき、シャワーを浴び、午後4時チェックアウト。
荷物を預けて、遅い昼飯、早めの夕飯に出発です。
前日は「SOIGNE」でフルコース・ディナー、朝はホテルの「ZEST」でバフェときては、この時間までお腹がすかなかったのです。

で、この午後4時過ぎという時間に何を食べよう、ホテル直結の「IFCモール」のL3階に行けば大レストラン街。
あそこの「SARIWON」でプルコギなんて良いかもとも思いましたが、もう少しローカルなところで食べてみたい・・・。
やはり肉か?出来れば韓国スタイル。
そんな検索をラウンジのiPadでやっていると、「ソグルロンタン」 (????)という店が引っ掛かってきました。

地図を見ても「コンラッド・ソウル」から大きい通りを通るだけで約12~3分あれば行ける距離。
名前は「ソグルロンタン」と「ソルロンタン」を思わせる店名ですが、実際にはサムギョプサル(豚バラの3枚肉)メインの店です。
(僕の想像通り、1977年のスタート当初はソルロンタンの店だったんだそう)

店は通りに面したところから裏までうねうねと続いていて、かなりな席数。
僕が行ったのは午後4時半ごろと中途半端な時間だったにもかかわらず数組の韓国人客が・・・。
日本語など全く通じませんが、店のアジュマは親切、僕が初めて来た外国人(日本人)と分かると、他に客が少なかったせいもあるのでしょう、つきっきりでお世話してくれました。
店の中は強力な吸煙機のおかげか、丁寧な掃除のせいか、油臭さも脂っぽさも感じない室内・椅子・テーブルです。
メニューには料理名がいくつかあるようですが、僕は一言「サムギョプサル」とだけ・・・。
するとアジュマは身振り手振りで「2人前からなんだけど・・・」と言ってきます。
了解です、これは焼肉系の店ではしょうがないんですよね。
もちろんこの時サムギョプサルをとにかく食べたかったのと昼を食べていないので、2人分でも大丈夫なはずです(笑)。
値段は2人前すべて込みで20000ウォン。

このコーラは何とサービスなんだそうです。
最初は「サビス」といいながら持ってきたので訳が分からなかったのですが、よく聞くと全員に無料でサービスしてるんだそう・・・。
サムギョプサルにコーラね、合うのかなぁ?
これが肉。
500グラム以上はありそうです。
この店の売りは付け合わせと一緒に出てくる黒い器に入った特製のタレ。
焼く直前に肉をタレに浸してから焼くのが創業以来のこの店のスタイルなんだそう。
カルビのように肉をタレに漬込んでおくのとは違うので、豚の脂が焼く前にタレに流れ出ることもありません
自分たちで焼いてるテーブルもありましたが、僕にはアジュマが付きっきり。
ちょうど良い具合に焼いてくれるは、大蒜上手く焼いたりほくほくに火を入れてくれたり、もう至れり尽くせりでした。
ローカルなお客99%の店に、珍しく日本人がしかも一人で来たので、特別親切にしてくれたのでしょう。

キムチも美味しかったし、付いてくるへジャンク(スープ)もなかなかのものでしたよ。
ヘジャンクには血を寒天状にしたソンジというものが入っていますが、臭いもほとんどなく、普通に食べられます。

焼け頃になったら、山盛りで出されているサンチュの葉に乗せ、味噌を付け大蒜も入れ、時にはキムチも乗せて、ぱくっと・・・。

口の中はもちろん韓国~~~~(笑)。

サンチュなど緑のおかげで、どんどん肉が食べられます、飽きません。
アジュマは焼いている肉のすぐ上に巨大吸煙機を当てて何とも上手い具合に煙を吸ってくれ、周りに臭いもあまり付きません。
上手い人にやってもらったので味的にも、環境的にも最高でした。
さすがに2人前は多過ぎで、でもあとち
ょっとで完食というところまでは・・・。
以前はサムギョプサルは1人前日本円だと600~800円くらいで食べられた記憶ですが、最近のウォン高では2人前20000ウォンは仕方ないかもしれません。
特別美味しくはありませんが、普通に美味しい店でした、ここ。

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