最近の国内線 (1) 羽田定食 + がらがらの機内

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「国内ネタも引き続きよろしくお願いいたします」というコメントをいただいて、個人的にはあまり面白くなくてあえてボツにしておいた「国内」の話を、これから幾つか書かせていただきます。
すべてこの2月から最近のことです。
まずは、地震後たった1回だけ乗った国内線のことから・・・。

開催地が地震の影響の全くない所だったので、集まれる実行委員だけでも集まろうと、例年より規模は縮小したものの、ある会議の準備委員会が例年通り開かれました。
日帰りの日程でしたが、朝の出発がかなり早かったので、羽田空港に前泊です。
ホテルはいつもの様に「羽田エクセルホテル東急」、僕の乗るJALとは違うターミナルにありますが、エアポートホテルらしく、空港利用の前後泊にはとても便利なホテルです。
ただ、料金的には以前より2000円以上は上がっている感じで、それが・・・でした。
国際線ターミナルの開業でこのホテルの需要が更に高まったからでしょうか。
今回は一室14600円もしました。
前売り的なディスカウント価格もなく、予約する段階で、これなら朝かなり早くても家から出て行った方が良いかなと躊躇する値段でした。
しかし、地震の後ということで、一番上の空港内の写真(午後9時15分頃の写真です、もともとこの時間は客はもう少ない時間ですが、更に寂しい感じ)を見てもお分かりのように、とにかく空港に人が少ない。
ホテル内もご多分に漏れず、窓に点いている灯りはかなり少ないです。
かなりなキャンセルがあったのでしょうか。
それなら多少のディスカウントはあっても良いのに・・・ホテルのウェブを見ると、4月以降の値段は11600円からと大幅に安くなっています。
この状態が続くのなら、それも仕方がないでしょうね。
値段は一般的には需要と供給によって決まるでしょうから、この現象は関東以北のホテルではどこでも起こっていそうです。
もちろんホテルもメンバー(「コンフォート」というメンバーシップ)には多少の優遇をしてくれて、飛行機の見える部屋だったりはします。
テレビが地デジになっていました。
PCも無料で借りられます。

好みの朝刊も部屋に配られますから、飛行機内で新聞が配られなくなった今、結構重宝します。
で、羽田空港、僕の乗るのはJALなので第1ターミナル。
ホテルのある第2ターミナルからそんなには時間はかからないのですが、歩く歩道が節電のためにストップしていましたから、10分くらいはかかるでしょうか。
朝の空港ターミナルは普段の半分以下という感じの人出。
かなり空いています。
ビジネスマン風の人と、目立ったのは子供連れのお母さん。
関東より西への避難ということなのでしょうか・・・考えさせられます。
最近は「タッチ&ゴー」なので、直接セキュリティチェックへ・・・。
JALの上級メンバー用の専用ゲートもあるので、全体的に空いている上に、更に「待ち無し」です。
いつもはかなり混む朝の「ダイアモンドプレミアラウンジ」も本当に人が少ない・・・。
窓の外を見ながら、僕のお決まりの「羽田定食」をいただきます。
搭乗ゲート前のこんなコーナーも誰もいず、寂しげです。
時間が来て搭乗してみると・・・優先搭乗の最後に搭乗したにもかかわらず、この状態。
こんなことってあるの?って感じの「がらがら」感ですよね。
この航空需要の低迷は、3月28日、東京地裁から会社更生手続きの終結決定を受けたJALを直撃しはしないでしょうか。
同日発表された震災後の旅客数は、国内線で当初の見込みから28%、国際線で25%それぞれ減少しているといいます。
更に大西社長は「日々減少幅が拡大し、4月はさらに下振れしそうだ」とも・・・。
このためJALは、4月6日から一定期間、国際線11路線での減便を決定。
3月末の退役が決まっていた大型機の一部は、震災対応のためにもう少し使うとか、計画停電による混乱を回避するためパイロットのタクシー送迎も認め始めるなど、当初の計画を変更せざるを得ない状況のようです。

ちなみに写真のクラスJですが、4月1日からお茶菓子がなくなり、ドリンクサービスのスカイタイムが柚子味からシークワーサー味に変わったそうです。

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