月餅買いに香港へ?・・・ウソウソ(笑) (3) 朝飲茶

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「ザ・ペニンシュラ香港」の快適なベッドでやや遅めまでぐっすり。
窓を開けると、やや雲が多いものの、まずまずの天気です。
どうしよう、もう少し寝ていようか、せっかく香港にいるのだから、香港らしさを味わいに行こうか・・・(笑)。
グダグダとベッドの中にいて、うとうとしながらあれこれ考えるのものも最高に気持ち良いものです。
で、やっと起きたのがもう9時前、風呂に入りながら今日の予定を考えます。
でも、まず朝飯かぁ、どこにしよう・・・。
ホテルの中?
高級そうだけど、面白くないよなぁ・・・やっぱりここは香港、朝ならお粥、麺?
それとも飲茶?
そうそう、ホテルの眼の前の「映月楼」は朝から飲茶やってたはず・・・ここにいつもコメントくださる好(ハオ)くんさんも飲茶じゃないけどここの料理誉めていたし・・・僕は心が決まると早いです。
廊下で出会ったボーイに「熱いコーヒーでもお持ちしましょうか?」と声をかけられても、もう気持ちは「飲茶・ヤムチャ・やむちゃ・dim sum・・・」(笑)。
「映月楼」は地理上はホテルの正面玄関前のハーバー・サイドにありますが、ホテルから行くには大きく回りこんで交差点を渡らなければなりません。
写真の右手奥に見えているのがスター・フェリーの乗り場です。

飲茶とはもちろん、中国広東省、香港、マカオを中心に行われている習慣で、中国茶を飲みながら点心を食べること。
僕の認識では、それは主に朝に食べるものだったはずですが、ここ本場香港でも近年は昼に出す店がほとんどになってしまい、朝から飲茶をやっている店は超ローカルな店を除くと、だいぶ少なくなってしまったようです。
この店はそんな数少ない「朝から飲茶」出来る店なのです。
(開店は朝の8時?)
しかもここは香港を代表するレストラン・グループのマキシム・グループの経営、観光客への配慮もばっちりなはず、もう僕の頭は「飲茶・ヤムチャ・やむちゃ・dim sum・・・」状態です(笑)。
入り口でチャイナドレスのオネーさんに迎えられ、とてもゆっくりなエレベーターで上の階へ・・・ドアが開くと、一面の陽の光、窓が大き~~い、対岸の香港島が全~~部見える!、人々のしゃべり声と食器の触れ合う音、何とも食欲を誘う美味しい匂い、きびきびしている(しすぎている?笑)従業員・・・あぁ、すべてが「香港」です(笑)。

この店の英語名「SERENADE」の刺繍が入ったクロスがおしゃれです。
眼も留まらぬ早業で食器を整えながら、「XXX]と声がかかります。
語尾が「・・・イェチャ」と聞こえましたから、たぶん飲むお茶の種類を聞かれているのだと思い「ポーレイチャ」(普?茶)と答えるとうなずいて・・・この間、5秒もかかっていません(笑)。
香港の人は本当に仕事が速い・・・というか、せっかち(笑)。
でも僕、観光客に見られていないの?(笑)
香港人じゃないよぉ(笑)。

それにしても何と言う景色でしょう!
もちろん僕の部屋からも高いところから見下ろしたこの景色は確かに見えます。
でもこういう低めの(でも地上からはちょっと高い)所から見る香港島の景色は格別ですね。
すぐ下のハーバー・サイドのプロムナードでは、コンサートの準備中のよう。
テレビ・カメラのリハーサルも繰り返されています。
(実際に午後4時からテレビ中継が始まりました)
まずは蝦餃(ハーガウ)。

もちろん蝦もプリプリで美味しいのですが、やや蒸し過ぎかも・・・。
その店の飲茶の感じをつかむために僕は必ずこのメニューを注文しますが、さすがに最近はどこもそう差がないほどにまで洗練されてきています。
次いで、魚翅灌湯餃(ふかひれ入りスープ餃子)を。
これもこれだけ食べれば充分美味しいのですが、魚翅が入ると、どうしても高級ホテルやレストランのそれより全体的な味のバランスで負けてしまいます。
ま、値段が全然違いますけどね・・・。
最後は叉焼包(チャーシューパオ)。

お腹が一杯で一つ残してしまったのは残念(笑)。
もったいないので、冷えると美味しくないのは承知で「ダーパオ」(持ち帰り)とお願いします。
もちろん無料です。窓の外は相変わらずの絶景。
これで日本円で1000円ちょっとでしたから決して安くはありませんでしたが、メンバーが揃えば、相当格安にあがるでしょうね。

景色代も入れれば、個人的にはまずまず合格のお店と言えますね。

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