「ザ・オークラ・プレステージ・バンコク」の「山里」で和朝食を食べた後は、プール脇でしばらく新聞休憩。
33階のラウンジでiPadを借りて、そして詰めているラウンジ嬢の知恵も借りながら、その後の僕らの行動計画を練り上げていきます。
10時半になるとホテルから一番近いデパート「セントラル・チットロム」がオープン。
タイ流通大手のセントラル・グループが経営する老舗のデパートです。
まず僕らはそこに一番で入店、ツーリスト用のディスカウント・カードをもらってから、奥さんは早速にショッピングに没入。
大きな声では言えませんが、アンダーウェアなどを中心にかなり買い込んだようです。
僕は「フードホール」というスーパーマーケット風の食品売り場を下見。
上で買い物を終えた奥さんと合流た後は、タイならではの食料品を次々に買い込んで行きます。
今回は2人で来ている、トランクもちゃんと持ってきている → いろいろなものがたくさん買える、です。
一旦ホテルに戻って、次はランチの相談。
最初の予定ではタイのアイアン・シェフの店「ISSAYA SIAMESE CLUB」という日本人はまだあまり行っていない店に行くことにしていたのですが、うちの奥さんの「バンコクってどこも冷房がきついね」の一言で、冷房がないことが確実の店に路線変更としました。
奥さんは、そういえば冷房があまり好きな人ではなかった・・・。
(後で分ったのですが、「ISSAYA SIAMESE CLUB」にもオープンエアのスぺースはあったそうです)
そこで僕が考えたのはスクムヴィット・ソイ1にある「アリヤソム・ヴィラ」(ARIYASOM VILLA)の「ナアルン」(NA AROON)というレストラン。
あそこなら冷房はなく、確か窓際ならこの時期気持良く過ごせるかも・・・早速ラウンジのお嬢さん経由で予約を入れてもらいます。
スクムヴィット・ソイ1?
ソイ1ってどの辺?
バンコクのリピーターならバンコク一有名な病院「バムルンラート病院」の裏と表現すれば大体の位置は分って頂けるでしょうか。
僕らのホテルからの直線距離はかなり近いのですが、バンコクは一方通行の道路が多く、しかも病院の周りはいつも激混みなので、ホテルからは意外に時間がかかります。
スクンビット・ソイ1に入って、それをどんどん奥に・・・。
「アリヤソム・ヴィラ」はそのほぼ突き当たりに建つ2008年オープンのブティック・ホテル。
ホテル裏手にはセンセープ運河が流れ、館内に置かれたモダン・タイデザインの家具やインテリアとともに落ち着いた南国リゾートの雰囲気が演出されています。
全25室の小さなホテルですが、館内にはベジタリアン&シーフード・レストランの「ナアルン」、プール、ライブラリー、スパなどが併設されています。
ここがバンコク都心とは思えないほど、喧騒とは無縁のゆったりとした雰囲気がエントランスから漂います。
基本の建物は1942年の建設。
建てられた時からタイの伝統的な木造建築とコンクリート建築の融合を目指していたという建物です。
ランチ・タイムというにはやや遅めの時間でしたが、店内はほぼ満席。
タイ人同志と思われれる席はほとんどなくて、客のほとんどは外国人といった雰囲気。
サービス陣はきれいで流暢な英語を話し、そのサービスに卒はありませんが、最高級レストランの丁寧さ・礼儀正しさ・迅速さはなく、良く言えばカジュアルな対応。
時に忙しさにサービスが追い付かない時もあったり・・・、でもタイのこうしたレストランで不快とまで思うことはほとんどありません。
席は窓際のこの席を抑えてもらっていたので、うちの奥さんの希望通り、冷房で冷え過ぎないランチ・タイムを過ごすことが出来ました。
天井はとても髙く開放的な店内、店は奥の方まで広がっているので、もしかすると奥の方では冷房が入っているのかもしれません。
僕らの窓際はうちの奥さんが「私、このくらいがちょうど良い。気持ち良いね」というサバイサバイぶりでした。
さぁ、どんな料理を食べましょう。
もちろんここはタイ料理が中心のレストランです。