沖縄の普通の食堂

那覇の青空コーヒー屋台の話をしました。
そこの場所の説明をする時は、ニューパラダイス通りの「食堂花笠」の脇を入って・・・と言うしかありません。
「花笠」は結構地元では有名な食堂のようですから、「ホテルＪＡＬシティ」辺りで地元の人らしい人に聞いてもらえば、大抵分かってもらえます。
でもこの店、実は新店舗というか２号店もあって、そちらの方が今は更に有名なようです。
でもこれがまた最初は本当に分かりにくい狭～い筋にあります。
こんなところを入っていくんです。
屋根の上にシーサーがいるクラシックな作りの家の間を奥に入っていくと・・・
あ、ありました、沖縄家庭料理「食堂花笠２号店」。
こっちの店の方がきれい、でもその分ローカリティはぐっと薄れた感じです。
中は気さくな女性で切り盛りされていて、なかなかにリラックス出来るムード。
一般的な沖縄料理のメニューが並ぶ中、僕のオーダーは「ちゃんぽん」。
えっ、これが「ちゃんぽん」？
そう、沖縄の「ちゃんぽん」は麺じゃなくて、ご飯ものなんです。
野菜をバターでいためて卵でとじて、ご飯の上に掛けたもの。
ご飯の量は半端なくて、丼１杯以上は確実にある感じ。
それがするする腹に入っていくのは僕が大喰らいというだけではなくて、優しい味の家庭料理だからでしょうか。
夏なのでヘチマの味噌炒めなんてのも食べたかったけど・・・。
付け合せの味噌汁や、無料で付くアイスティも美味しかったです。
値段はこれで６００円、多少観光化はされているけれど、沖縄の普通の食堂の雰囲気を濃厚に感じる気持ちの良いお店でした。