「権兵衛」と「祇園おくむら」

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本当は「権兵衛」で好物の「鶏なんば」でもと彼女を誘ったら、なんと「権兵衛」さん、お休み。
残念。

あの柔らかな鶏肉と山椒の味は、お預け。
ダメモトで、お向かいの人気店「祇園おくむら」に聞いてみると、なんと予約無しでも席がちょうど空いたと・・・・これは大ラッキー。
今回の京都旅行、幸先がいいぞ!

この店は「カウンターでサービスされるフランス懐石」というコンセプト。
フレンチの素材と、京野菜や湯葉などの和の素材を、和風の器で、特定の技法にとらわれず「美味しいと思ったものを美味しく」提供するという店。

もうほとんど和食。ずいき、若竹・・・。
シャーベット状のフルーツ・トマトが味、食感ともGOOD。
イチゴと鯛のサラダ。
春だね。

オマール海老もプリプリ。
ハマグリとジャガイモの春らしいスープ。
流行のカプチーノ仕立て。
大きく写っているが、それほどは大きくないステーキ。
パンとご飯が選べる。
パンも自家製で美味しかったが(奥さんの選択、特にイチジク入りのパンはほんのり甘くて美味)、やはりここはご飯のほうでしょう。
自家製の漬物をお茶漬けで。

デザートの盛り合わせでは、マンゴとココナツ・ムースのケーキの出来が好み。

「権兵衛」で900円使うつもりが、「おくむら」で6000円弱の散財。
ちょっと贅沢だったけど、コストパフォーマンスは高い店。
味は素晴らしいし、ホール・スタッフにややシロウトっぽさが残っているものの、どの人もみんな丁寧・親切で、これは予約が取れなくて当たり前の店といえますね。
ご馳走様でした。

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