大阪の古典的グルメ

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いつもはビジネスマンでごったがえすJALのラウンジも、今日はほとんど人がいません。
皆さん「お休み」のようです。

でも、空港そのものはかなり込んでいます。
ただ、通常のウィークデイの朝とは雰囲気が全く違います。
伊丹までのフライトもほぼ満席、スーツのお客は非常に少なく、「観光旅行中で~す」ってオーラでまくりの人(笑)ばかりだったように感じました。

午後2時ごろ仕事が終わったので、道頓堀に繰り出してきました。
もう、すごい人、人、人・・・です。

ここには、普通の日本じゃない・・・何かアジアの一部!って実感させられる、アジアの大都会のダウンタウンに似た独特の雰囲気がありますね。
で、遅めのお昼は、ここだけ周囲から取り残されたような、それでいて以外にしっくり風景にはまっている感じもする、レトロ感まるだしの「はり重」でとりました。

「はり重」は老舗の肉屋さん。
ここの牛肉の佃煮とかは、今でも相当に需要があるらしいですね。
すき焼きの肉・・と言っても、大阪の人はこの店の名前をすぐに思い出すそうです。
僕らの注文は、名物ビーフカツ。
大阪の人の発音は「ビフカツ」って、「ー」を伸ばさない人が多かったです。

関東ではあまり牛肉をカツで食べませんが、関西ではこちらのほうが「普通」のようです。
使われているビーフはさすがで、その柔らかさといい、しつこくなさといい、カツのソースといい、まさに「洋食」です。
安心する味です。
内装も外装に負けずおとらず、超レトロ。
大正時代そのまま・・・って言ってもいいくらいでしょう。
店員はこういう老舗には珍しく、親切で礼儀正しい人ばかりでした。

「はり重」の隣は、松竹。
これもレトロっちゃあ、レトロな作りですよね。
まさか「はり重」に合わせた?・・・そんなことはないと思いますけど。

食いしん坊の僕らはこれだけじゃ足らないとばかりに、「はり重」から150メートルくらい歩いた、まさに食い倒れ「道頓堀」のど真ん中にある「道頓堀今井」にも繰り出しました。

お腹が許せば、今の時期、ここの栗ご飯とかも食べたかったのですが、初めての人もいるし、ここはなんと言っても「きつねうどん」でしょう、ということで・・・・。

735円とかなりな値段しますが、運ばれてきたときに芳醇に香る出汁の匂いと、なんといえず甘く煮含めた揚げの素晴らしさに、一度はこの値段を出してもいいと思います。
まぁ、うどんのほうは辛口に言えば普通です。
でもこのネギとのシンプルな丼空間の美しさは、特筆物と思っています。
最後は空港に戻る前にビールと一緒に食べたオムソバ。
同行者のたっての願い・・・ということで、でも僕は他にもっと美味しい店知ってるもんね(笑)、関東人だけど。
ということでこの某有名チェーン店名は省略。

最後の最後にチケットのトラブルなどあって、時間の無駄がでました。
午後6時半・・・・ちょうど良い時間(?)と思い、僕だけは伊丹空港の展望階で行きかう飛行機を見ながら時間つぶし。
(他の人たちは、またもビール・タイム)
やっぱり俺はオタクか?(笑)

最後に主催者側の人が、このオニギリと、お土産にとなぜか「赤福」を一箱くれました。
ここは大阪なのにね・・・、ちょうどそこらの売店で売ってたかもしれません。

この「めはり」寿司って有名なのでしょうか?
甘めの寿司飯を高菜でまいて、中に南高梅(紀州梅)が入っているもの。
僕には普通の握り飯みたいに感じられて、もしこれが値段高かったら許さない!(笑)・・・って所です。
まぁ、ヒトの金だから良いか(笑)。

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