最近のニュースの中から「韓国で激安日本ツアーが大人気」という記事を見つけました。
以下、【ソウル共同】のニュースからの引用です。
東日本大震災と福島第1原発の事故の影響で、日本を訪れる外国人観光客が減少する中、韓国の旅行会社が激安日本ツアーを次々に企画し、話題を集めている。フェリーでの往復旅費が9900ウォン(約700円)の商品も登場、売れ行きは好調という。
日本関連の商品を数多く扱うソウル市の旅行会社「旅行博士」は、4月上旬から韓国東部の東海市と鳥取県境港市を結ぶフェリーの往復乗船券(正規料金18万ウォン)を9900ウォンで売り出し、約600件を完売した。
同社は「(ソウル中心部を流れる)漢江で乗る足こぎボートの料金(1万3千ウォン)より安い」とアピール。
ツアーに参加した30代の男性は「気軽に行けた。原発のある福島から遠く離れていると説明を受け、不安はなかった」と満足した様子だったという。
釜山から高速船を利用した福岡2泊3日のパックは、最安値がホテル代込みで6万9千ウォン。
ここまで安いと、誰かが大損しているというか、あまり良い気分のする話ではなくなりますね。
福岡に2泊して6万9千ウォンとは!
だって4800円ですよ、これ、日本円にすると。
で、ここで終わっちゃうと単なる引用記事になっちゃうので、韓国関連で少し画像と文章、足しておきますね。
今回のGWのカンボジア旅行、ソウル経由なことは前に書きました。
で、帰路、仁川空港にシェムリアップから着いたのが、朝の7時10分、早朝です。
アシアナ空港OZ738便が僕の乗ってきた便。
僕はこの後ソウルの街歩きを楽しんで、夕方の今度は金浦発の便で羽田に帰ろうという予定でした。
OZ738便ではそれなりに寝られたのですが(約4時間)、どうしても疲れが取れない気がして、予定変更。
仁川空港地下1階のサウナ(看板には確か「SPA」とあったような・・・)で仮眠することにしたのです。
入場料が15000ウォン、雑魚寝が嫌だったので個室代12000ウォンを奮発(計27000ウォン=1900円)、約2時間はがっつり熟睡出来ました。
これは少ないソウル滞在時間を更に短くはさせましたが、後から考えるととても有意義なリフレッシュ・タイムだったようです。
その後、同じ地下1階をこの「AIRPORT RAILROAD」の標識に沿って歩くと、前回金浦空港からのことを書いたA’REXの乗り場です。
それにしてもどこにも「A’REX」という表示はない。
矢張りこれは昔の「E電」の類の言葉なのでしょうか?
(といっても、もう「E電」を知る人も少ないか、笑、「普及しなかった言葉」という意味です)
まずコミューター(各駅停車)とエクスプレス(「ソウル駅」まで直行、座席指定)かで、入口が別です。
こちらはエクスプレスの方。
切符は日本語も表示される券売機で買うことが出来ますが、コミューターと違って、乗る列車や席の指定があるので、面倒な人は改札脇のインフォメーションで、駅員から直接買ってしまいましょう。
片言の日本語や英語でなんとか通じるものです。
「ソウル駅」までは13300ウォン。
駅構内は本当にきれいで清潔、ハングルがほとんどでもどこかに英語などの表示が出るので、分かりやすいです。
エクスプレスの列車は前回乗ったコミューターとは違って、いかにも急行(エクスプレス)って感じ。
荷物置き場もちゃんとあります。
車掌役のオネーさんが何回か回ってきて、簡単な質問には日本語と英語両方で丁寧に答えてくれました。
(語学能力に関しては、人によるのでしょうが・・・・)
「ソウル駅」までは45分で到着です。
サウナでの仮眠代とA’REX合わせて40300ウォン、もうこれで先ほどの福岡2泊3日のパック、69000ウォンの2/3弱かかっちゃってます、いかに69000ウォンが安いかってことです。