イントロが長くなり過ぎました。
では、「熱海せかいえ」の客室の方に行きましょう。
この印象的なデザインの前にあるエレベーターで、2階から3階にかけてある客室に下りて行きます。
前にも書きましたがロビーのあるL階は4階、そこには「つくし」というレストランもあります。
一つ上の5階はオープンエアの紺碧テラスというテラスになっていて、その開放感と景色の良さはこの旅館の魅力の1つにもなっています。
客室は2フロアに全12室。
1号室と7号室が78㎡のオーシャンビュースイート、その他が48㎡のオーシャンビュースーペリアになっているようです。
僕らの予約はオーシャンビュースーペリア。
その日はスイートはもう満室で取れなかったのです。
エレベーターは1台、客室数が少ない旅館なので待つことはほとんどありません。
廊下はかなり暗く、一部は部屋番号が見えないほど照度が低いです。
廊下にはかすかな香り。
レセプショニストにアテンドされながらアサインされた部屋に入ります。
部屋には鍵がかかります。
あ、廊下で感じた香りはこれの移り香ですね。
4種類の中から好みのものを選べるというルームフレグランスです。
好みの香りはこうして置かれます。
ドア脇には、「ザ・ペニンシュラ・ホテルズ」などでもお馴染みの(大き目の)ヴァレ・ボックスもあります。
新聞などは、翌朝ここに届けられます。
脱いだ靴は靴箱に入れられ、後はこの草履で・・・。
僕は鼻緒があるのは嫌なのでサンダルに替えてもらいました。
たたきに上がると、開くタイプの姿見、奥のドアの向こうはトイレ。
トイレットペーパーの折り方が凝っています。
フローリングの床は温かい気がしましたが床暖房?
洗面所周辺は確かに暖房されていました。
なおこのエントランス・エリアは人感センサーで点灯・消灯されます。
部屋のドア側半分はテレビやミニバーを囲む形でソファが置かれるリビング・エリア、クローゼットもここに。
TVは東芝のレグザ。
ブルーレイのDVDプレイヤーも完備しています。
ポットにネスプレッソ。
カプセルはなんと4種類が3個づつ置いてあって計12個も・・・。
紅茶のティーバッグはテイラーズ・オブ・ハロゲートを使っています。
砂糖は高級ホテル御用達のLaPerrucieと、高級品で固められています。
冷蔵庫の中のドリンクはすべて無料。
アルコールまで無料なのは嬉しい人も多いでしょう。
ルームサービス(といっても料理系はおつまみ中心ですが)メニューには、相当な種類のアルコールが並んでいます。
かなり高級なワインやシャンパン、プレミアムな日本酒までも・・・。
引出しの中も充実。
レセプショニストとのチェックイン作業が終わるや、まずは冷蔵庫内のドリンクやスイーツで奥さんと乾杯です。
ソファは日本のホテルにしてはたっぷりめな、まだ経たりなどの感じられないもの。
クッションも悪くないです。
クローゼット。
全体に感じるのは内装の質感が今風といえば今風、でももうちょっと上でも良かったかな・・・。
あと48㎡といいますがこれは多分ベランダを入れての㎡数、ベッドなどが大きいこともあってか、かなり部屋が狭く感じます。