秋のタイ弾丸 (17) 夜の客室@「コンラッド・コサムイ」

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昼間あんなに良い天気だったのに、夕方から雲が多くなり、夕闇迫るころ、ついに雨が降り出してきました。
それも次第に本降りに・・・(泣)。

どうしよう、この雨じゃ「JAHN」や「ZEST」といった絶景を誇るホテル内レストランも、夜で海など真っ暗に見えるだけではなく、気持ちの良いアウトドアで・・・という楽しみすらないことになってしまいます。
本当に夜はどうしよう、真剣に考えます。

雨はどんどん激しく・・・それと共に湿気も強くなってきて、あまり外に出たくない気分です。
ところで、このホテル、ターンダウンは?
チェックインの時にターンダウン・サービスに付いては何も言われていませんが、このクラスのタイのホテルで、同サービスがないはずはありません。
「コンラッド・サービス・ボタン」という「よろず承り」係に電話で聞いてみると、いとも簡単に「何時頃お伺いさせますか?」と・・・。
「1時間後に」とお願いして、その前に夕飯です。
何度も部屋の外に出て雨の具合を確かめますが、やはり外に出たくない降り方。
こうなれば、ディナーはルーム・サービスでだ・・・このホテルではそれを「イン・ヴィラ・ダイニング」と呼びます。

メニューから「ガイ・ホー・バイ・トゥーイ」と「カオ・トム」を・・・。
注文後約30分で、土砂降りの雨の中、部屋まで料理が運ばれてきます。
味はGOOD、びっくりするほど美味しいとは言いませんが、さすが高級ホテルのタイ料理、標準以上です。
ただここでも値段が(笑)・・・この2皿でまたしても約1000バーツ。
食べ終わる頃にまたピンポ~~ンと・・・。
ターンダウンに来てくれたようです。
男女一組で、前はプーケットのホテルで働いていたという男性がチェックリストを見ながら、それでも慣れた様子で部屋をどんどんきれいにしていってくれます。
ここで「コンラッド・タートル」(?)の登場。
ドリンキング・ウォーターはスタイリッシュな瓶入りのもの、栓を開けるときにちょっとコツが要ったりします。
クッキーなどのちょっとしたスイーツも置かれます。
バスルームもカーテンが引かれ、ライトが落とされると、昼間とは全然違った雰囲気に・・・。
ただ、例えばバンコクの「マンダリン・オリエンタル」のような徹底したターンダウンは無理なようで、僕の目から見たら「やり残している」ところも結構あります。
スリッパなども履きやすいもの、入れてある袋がスタイリッシュです。
前日、深夜のバンコクをうろついたときに買ったマンゴをデザートに食べながら、アメニティとして置いてあった赤ワインもちょっと飲み始めると・・・。
気持ち良いソファで、意味は分からないけど、仕草だけで面白いタイのコメディを見ていると、僕の瞼はもうどんどん上下がくっついてきてしまいます。
この後「チャウエン・ビーチ」に繰り出す予定はどうする・・・。
頭のどこかでそう考えてはいますが、とにかく気持ち良くなってしまって、僕はそのまま眠りこけてしまいました。
ま、前日は2~3時間しか寝ていないんですから、これも仕方ないでしょう。
ちなみにマンゴは1キロ50バーツで、一個でおよそ1キロ、つまり日本円にして130円くらいになります。
「ナムドクマイ」種で、やや濃厚さには欠けるマンゴでしたが、やはりタイのは美味しかったです。

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