以下は奥さん情報です。
彼女はゴールデンウィーク、僕と入れ違いに親戚の人たちと某国に出かけましたが、その時、羽田空港国際線ターミナル、国内線乗り換えカウンター前にある「FUJIYA HOTEL ON THE TOAST」という24時間営業のカフェ・レストランに行ってきた、という報告です。
名前の通り1878年創業の箱根・宮ノ下にある「富士屋ホテル」の直営店で、箱根と同じレシピで焼き上げたトーストに、イタリア産のトリュフバターやフランス産エシレバター、トロピカルフルーツのスプレッドなど10種類のスプレッドをお好みでトッピングするトーストが売りの店。
このメニューを注文すると、特製の赤いテーブルクロスを敷いて、スプレッドは箱根の名産品「寄木細工」の器に入れて出てくるそうです。
でも、うちの奥さんは午前11時から午後4時までやっているランチ・メニューを選択。
本日のON THE TOAST、本日のIN THE TOAST、本日のSANDWICHの3種類のセットがあり、それぞれにスープかサラダ、コーヒーか紅茶が付いて1200円だったそうです。
店内はとても広く、100名弱は入れそうと。
スタッフがキッチン内にもホールにもかなり多くいるのが印象的だったとのことです。
この店は箱根のホテルと同じようなデザイン(レプリカ?)があちこちに・・・。
社寺建築を思わせる格天井、箱根のメインダイニングやバンケットの天井と同じ感じです。
箱根のメインバーの天井にあるビリヤード台を模したカラフルな天井装飾も取り入れられているよう。
彼女はセット・メニューからローストビーフ、スープはミネストローネを選ぶと、スタッフは一緒に付いてくるトーストに付いて事細かに注文を聞いてきたそうです。
つまりパンの厚さをどうするのか(1.5センチ、2センチ、3センチの3種類、値段は同じだそうです)、耳の付いたものか無いほうが良いのか、焼き方の特別なリクエストなど・・・。
これがそのセットだそうですが、美味しそうじゃないですか?
うちの奥さんも「美味しかったよ~」と。
彼女のことですから、どう美味しかったのかがいまいち不明ですが・・・(笑)。
ヨークシャー・プディングはないものの、ホースラディッシュはちゃんと付いているし、なかなか本格的な味と食感だったということでしょう。
バターの香りと生クリームの甘さを感じるふんわりしたパンはまさに日本の高級食パンといった感じ。
これは耳付きのパンの方で、リクエストでバターももらえますが、これにバターは不要なくらいリッチな滋味溢れるパンだったとのことです。
プロによって焼かれた焼きたてトーストが運ばれてくるので、その焼き方は斑もなく、まさに標準中の標準といったトーストで、美味しく食べられたそうです。
でも奥さんは僕のいつもと全く同じ考えの持ち主、「これがセットで1000円だったねぇ・・・」(笑)とはいってましたが、ここは空港だし、それは無理でしょう。
「富士屋ホテル」は新しい「COREDO」に「FUJIYA HOTEL THE PIE」というパイの専門店も出店しているし、攻めてきてますね。