行きたかったから台北 (3) 「小茅屋」で肉絲炒飯、紅油炒手を

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続いて、僕が参考にさせていただいた「食べ台湾!」というサイトから、気になった店と僕らの行動範囲を考え併せて、もう一つ選んだのが「麗水街」にある「小茅屋」というお店。
ここではランチ時に炒飯をいただきました。
「麗水街」は人気の「永康街」の隣なので、地下鉄の「東門」駅というか「信義路」からちょっと奥には入りますが、僕ら台湾初心者にも行きやすいところです。
でもその店、こんな店構えなんですよ~。

すごいですよね、「小茅屋」という文字だって消えかかっているし・・・。
何の予備知識もなければ絶対にこの店に入ろうとは思いません(笑)。
ただ僕らが行ったのはランチ時真っただ中だったせいでしょうか、狭い店内も店外も人が一杯、これは人気の店だなとは思ったと思いますが・・・。

で、何でこの店を?
「食べ台湾」によるとこの店、「台湾の美味しい炒飯TOP10」というランキングのの第3位に入ってる店なんだそうです。
3位というのがちょっと微妙ですが、そのオリジナル記事を見ると

     http://travel.yam.com/Article.aspx?sn=51693

台北の店は5店舗選出で、有名な「鼎泰豐」が2位に入っています。
本当は1位の店(「民生炒飯專賣店」)を狙ってみたかったですが、地理的にもオーダーするにも少しハードルが高そうだったので、行きやすいここにしてみました。
台湾の美味しい炒飯って?
こういうグルメ・ランキングが必ずしも万人に公平でないことは重々承知の上で、この店を評価を見てみると

坐落在麗水街上的小茅屋被網友大力推薦,主要的原因是食物美味又實在。招牌蛋炒飯,蛋和肉絲都下得多,?來粒粒分明,因為沒加調味料,口感格外清爽且不油膩,價格也平易近人。店面雖然小也較老舊,但靠著口耳相傳漸漸變得有名,許多老饕、部落客都會寫它們家的食記,美味的程度甚至連「小吃教主」-舒國治都曾點名加持,是一家?行人才找得到的優質小店

とあります。
こういう時日本人はちょっとだけ嬉しいですね。
発音は出来ませんが、何となく言わんとしているところは分かる気がしてくるからです。
店内はデコラの壊れかかったがたがたのテーブルにパイプ椅子。
満杯で14席くらい?
僕が行った時は客は全員テレビにくぎ付け、お客の手元には例外なくご飯ものが・・・。
麺もメニューにはあるようですが、ほぼ全員がお皿にご飯が乗ってる系。
やはりこれは炒飯でしょう。

客は次々にやってきます。
テイクアウトの数もすごいです。
繁盛している店です
奥の汚いガラス窓の奥ではお爺さんとお婆さんが一心不乱に働いています。
特にお爺さんはもう鍋を振りっぱなし。
威勢の良いおばちゃんがホール役で、僕の注文をてきぱきと聞いてくれます。
壁のメニューを指さしながら読めるふりをして「ロースーチャオファン」(肉絲炒飯)と言ってみるとすぐに分かってくれ、あと「食べ台湾」で推奨されていた「紅油炒手」も「ホンヨウチャオショウ」というと、僕のいい加減な発音でも一発OK。
でもおばちゃん、僕を外国人だとすぐ見抜いたようで、「spicy, O.K.?」などと聞いてきます。
「紅油炒手」とは雲呑が辣油と合わされている辛い料理。
僕は香港で食べたことがあります。
僕が英語で返すと、おばちゃん、YESかNOかの返事だけを待っている様子で、それ以外の英語は全く駄目のようでした。
さて、一番普通の炒飯である「肉絲炒飯」(80元)。

思ったより味が濃くなく、基本塩味、パラパラの炒飯とはちょっと違う、少しもちっとした食感を残した炒飯でした。
油っぽさも薄いほうだと思いますが、米粒一つ一つに卵とともによく張り付いている感じは分かります。
美味しいかと言われれば美味しいですが、台湾で3番目という実感はありませんでした。
今度は紅油炒手(60元)。

つるんとした雲呑もですが、美味しいのはその辣油ソース。
大蒜と葱もちょうど良く、向い合わせに座ったローカルなご夫婦が「美味しい?」と聞いてきたので(たぶん)、大きく頷くと彼らもこれを注文。
僕らが帰る頃ちょうどそのご夫婦には紅油炒手が運ばれてきたところで、一口食べるなり、僕らに「????」と言って、美味しいを体で表現してくれました。

とにかく安かったし、台湾で3番目という実感はなかったけど、一生懸命働く台湾食堂のお爺さん、お婆さん、おばさん、そして気持ち良い対応の台湾人ご夫婦、とても持ちたりた気分でこの後「永康街」散歩を楽しみました。
ちなみに僕が台北で食べた一番好きな炒飯は「伍?玖牛肉?」の「肉絲炒飯」ですかね。
あの大蒜ガツ~~ン!の炒飯こそ僕の台湾の炒飯のイメージです。

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