贅沢し過ぎ?冬のソウル弾丸 (8) 「Ryunique」でランチの続き

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新沙洞(シンサドン)の「リュニーク」(Ryunique)でランチ。
メニューはメインがいくつかから選べたり、皿を追加も出来ますが、基本1種類のみです。
店の雰囲気はこんな感じ。

全然特別なことはありません。
そうそう、明らかに西洋人と思われる男性が流暢な英語で時々僕のテーブルに来てくれたのですが、彼、僕が日本人だと分かると「オレ、ニホンゴデキマス」というではないですか。
でも客の前で「オレ」なんていうくらいですか、その日本語の程度はたかが知れていましたが・・・。
何でも彼はイタリア人で、ちょっと前まで大阪の「ハジメ」で働いていたんだそうです。
アミューズ3種類、計9皿の後、パンが出てきます。
バターは海藻入りのバター。

そしてここからが料理らしい料理になってきます。
椎茸と帆立、周りのソースはマッシュルーム・ソースで、グリーン・チリとぱりぱりの薄い煎餅などで味と食感にアクセントを与え、これは美味しい一皿になっていました。
次はフォアグラ。
穴子、クランベリー、人参のピュレ、それにチョコレートと一緒に出されます。
これも良いんじゃないでしょうか?
穴子とは考えましたね、フォアグラともチョコレートとも合います。

次の皿はチキン・ウィングに海老のムースを詰めたもの。
そこにエスプーマ(泡)を出す機械の登場です。
シューっと・・・。

海老詰めのチキンが不味いわけもなく、人参のエスプーマも合っていました。
選べるメインは僕はポークにしてみました。
外はカリカリ、中はソフトにジューシー、考えてみれば韓国は豚肉料理はたくさんあるし、豚の調理法は上手なんでしょう。
これが料理として一番良かったと思いますね。
海老も載っていましたが、これは無くても・・・。

デザートも複雑な盛り合わせ、綿飴がおもしろかったです。
デザートが出る頃にシェフが挨拶に・・・。
最初は英語で話し始めたのですが、僕が日本人と分かると、何とシェフ、超流暢な日本語で「僕はハットリの卒業生です」というではありませんか。
服部栄養専門学校?
日本のレストランなどで長く働き、2011年にこのレストランをオープンさせたんだそうです。

シェフの隣で僕を見送ってくれたのが前述の「ハジメ」で働いていたというイタリア人ウェイター、彼も日本語が多少はOKなので、そういう意味ではこの店、日本人には向いているかもしれません。
でも僕はこの店の料理はまだ若い、そんな気がしました。
「リュニーク」(Ryunique)という店名は、シェフの名前とuniqueを合わせたもののようですが、本当にシェフ独自のユニークな料理になっているか、今の時点ではまだまだ意気込みの方が少し空回りしている感も・・・。
もちろん美味しいことは美味しいんですよ。
それとこれで83000ウォンというのも、日本人的には少し高過ぎです。

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