週に2回の海外 (15) 早朝の雲呑麺三昧

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「ハイアットリージェンシー香港尖沙咀」で迎えた朝の天気はまずまず。
相変わらず雲は多いですが、そう暑くもなく、また寒くもなく・・・。
前夜「FELIX」でやや不発だったので僕にしては早い就寝、相変わらずの爆睡の後は、意外にも早朝に目覚めてしまいました。
旅先だから少し興奮しているのでしょうか?

23階のリージェンシークラブもまだ始まっていない時間だったので、早朝のホテル周囲を散歩。

ホテル・エントランスの目の前がMTRの出入り口(N)、ここは地上から行くと少し迷いそうな尖沙咀迷路のど真ん中にありますが、迷ったらMTRの地下通路からここに出てください(表示は多数あり)。
さしもの繁華街、尖沙咀も早朝となると、ご覧のように人もまばら。
通りを清掃するオジさん、オバさんだけが眼に付きます。
もちろん店もまだまだほとんどクローズ。
そんな中、開いている店を発見しました。
「洪利粥麺小厨」という店。
ホテルから直線距離にすれば100mくらいの近さでしょうか。

店頭には香港らしい朝食のセット・メニューのリストが・・・。
中を覗くと、観光客とは明らかに違う感じの、香港ローカル・ピープルがかなりな数、すでに着席。
値段も安そうだし、口に合わなくてもいいや、ここに入ってみるかと、何の予備知識もないまま、店に入ってみました。
スタッフは愛想のない、もちろん広東語オンリーのオバちゃん軍団。

この店はセットメニューの他にも、相当数の料理がメニューに載っているので、迷っていると、せっかちなオバちゃん・ウェイトレス、僕を外国人と見たのか、ゼスチャーでお粥の所を「これは?」と指さしてきます。
どうやらこの店は朝食ではお粥、特に魚のお粥が一押しのよう。
でも僕はこの店がどんな店か全然知らないで入ったので、一番無難な雲呑麺(30香港ドル)にしてみました。
香港の他の店と同じように、スプーンなどはこの引き出しに・・・。
あ、来ました雲呑麺。

でかい、丼がでかいです。
いわゆる名店系の店はえてして丼が小さめですが、ここのは大きな丼に麺がたっぷり。
このボリュームはローカルな店ならではでしょうか。
特筆すべきは海老の含有率100%近い雲呑が何と6個も入っていることでしょうか。
日本円にして約400円でこれはすごい・・・。
麺は香港として普通、スープはまぁ他に美味しい店はいろいろある・・・という感じでしたが。
この店を出て、ホテルに帰ろうとすると、今度は「ハイアットリージェンシー香港尖沙咀」から直線距離にして50mくらいのこんなところに・・・

香港の有名茶餐廳(香港風ファミレス?)チェーンの「翠華餐廳」を発見しました。
このロケーション、このローカル感に僕は思わずふらふらと中に・・・。
ここも朝は朝食セットがメインなはずですが、雲呑麺くらいはありそう、そうだ雲呑麺を食べ比べてみよう。
確か僕の記憶ではここの雲呑麺は面白い方法で出されるはず。
果たして雲呑麺は朝食セットの中にあって、飲み物とセットでここでは36香港ドルでした。
茶餐廳特有の垂直背壁はいかも香港来たぁ!を感じます。

コーヒー。
ミルクがたっぷり入っていて、これにテーブルの砂糖壺から砂糖もたっぷり入れます。
このミルキーな甘さ、体の隅々まで甘さが伝わっていくようで、これは癒されますねぇ。
香港では、これが美味しいコーヒーなんでしょう。
で、運ばれてきました。
僕のイメージ通りで・・・。

ここも麺は香港として普通、でもスープが珍しく白濁したスープで、いつもの雲呑麺のスープより西洋風なフレーバー(野菜の味?)も感じ、もちろんこれはこれで悪くありませんでした。
期せずして雲呑麺の食べ比べの後、朝7時半過ぎ、ホテルに戻ります。
それからゆっくり入浴。
その後リージェンシークラブラウンジにも顔を出してみましょう。

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