「ダブルツリー・バイ・ヒルトン那覇」から歩いてすぐの食事処を紹介しています。
ホテルから県庁方向に歩くこと3分、泉崎交差点の歩道橋からホテル方を見たところ。
これから行こうというのは中華料理の「燕郷房」(ヤンキョウファン)、この橋から2分、「ダブルツリー」からも5分で歩けるところにあります。
この辺りはホテル密集地、この店はそうした観光客にも、地元の人にも人気の店。
一人でも大丈夫なカウンター席があったり、大人数のパーティーにも対応可、しかも夜11時までオープン、美味しそうなだけではなく便利に使えるレストランのようです。
店内は質感はさほどではありませんが、レトロ香港といった、ちょっとお洒落っぽいデザインでまとめられています。
店内はほぼ満席にもかかわらず、店員は良く動き、比較的親切です。
店内も清潔に保たれていますし、臭いなどもこもっていません。
メニューは分かりやすいもの。
メインメニューの方には2000~3000円台の料理も載ってますが、全体にとてもリーズナブルな値付けです。
しかも僕ら一人客に嬉しいことには、2品以上オーダーすると、メニューに「S」の表示があるものは、より安い値段のsmall sizeを選ぶことが出来るんです。
まずこれは「美味酔鮮蝦」(580円)。
甘エビの老酒漬け(しかも5匹も)に大量の香菜が乗せられています。
これはインパクトのある味、強烈な老酒の香りと味付け、それに香菜が加わって、好きな人は大好き、駄目な人には全然駄目・・・という前菜でしょう。
アルコールが苦手な僕にも美味しくいただけましたが、これだけでも車で来た人は駄目なくらいのアルコール分と思われます。
どうやらここの料理はこういうくっきり・はっきり・インパクト系の料理が出て来るようです。
次は「糖醋肉塊」(Sは900円)、北京風酢豚とメニューにはありました。
これでも「S」ですよ、すごいヴォリューム、インパクトありますねぇ。
一つの塊は拳骨以上の大きさ、重さにして100gは優に超えるでしょう。
味は酢豚の味付け、肉は柔らかく箸を入れるとすぐにホロホロになるほどの巨大ほほ肉。
これも肉好き、濃い味好きの若い人には堪らない一品でしょう。
美味しかったけど、僕は食べきれませんでした。
最後は四川涼担々麺の「S」(Sは1000円)。
「よく混ぜてお食べください。結構辛いですよ」と店員。
肉味噌の他に、白髪ねぎ、水菜、きゅうり、クラゲ、そして多めの香菜が入っています。
麻と辣のバランスも良く、多彩な食感で、これもまずまずでしょう。
全体に味が濃く、若者向きな味付けですが、リーズナブルな値段でヴォリュームある料理ばかり。
大人数でシェアして食べても良いし、使い方が嵌れば、利用価値大の店でしょうね。