僕ら「飛行機大好き」人間にとって、興味尽きない統計、「航空事故率」の2011年度版がIATA(国際航空運送協会)から最近発表になりました。
もちろん事故というものは起きないのが一番なのですが、現実問題として事故をゼロにすることは難しい・・・。
そこで注目したいのは、事故が起きる可能性です。
IATAによると、2011年の航空事故発生率は0.37%。
これは2010年の過去最低値をさらに下回る数字なんだそうです。
この率は「欧米製の航空機の全損事故」が100万回の飛行にあたって発生する確率を表したもので、0.37%というのは270万回に1回の事故が発生したことになり、この率は前年と比較すると約40%改善した数字とのこと。
「欧米製の航空機の全損事故」という前提ですから、欧州や北米,北アジアは事故率0%。
ただ中東や北アフリカ地域は0.72%から2.02%と増加、アフリカはそれでも7.41%という高率から3.27%に減少したそうです。
確率的に言えば、僕らが通常の旅行で飛ぶ地域の飛行であれば、事故の起こる確率というのは相当に低いもののようです。
安心。