食べて食べて岩手 (1) 1食めは新幹線「グランクラス」の弁当

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先日僕らの業界の会合が岩手は盛岡で開かれましたので、僕も参加してきました。
もしかするとここをご覧になっている方々の数人とは、お互い顔やハンドルネームは知らずも、リアルにお会いしていたかもしれません。
その会の内容についてはこのブログとは無関係、ここではその岩手行きにかこつけて岩手グルメ(B級?)を食べ歩きしてきた様子をここにまとめておきます。
本当によく食いました、これ以上は無理というくらいに、です。
朝から夜までぎっしり入っている予定の合間を縫って(出席は自由)と、盛岡の後、花巻や一関という普通行かない町(失礼!)にも行ってきました。
そこでも「食べて食べて岩手」なので(笑)、観光はなし。
平泉も行かないし、花巻温泉も行かないし、猊鼻渓や厳美渓にも行かなかった・・・ただただ食べてました、その記録です。
まず旅の最初に乗った東北新幹線グランクラスの弁当から。
これが旅の第1食めでした。

僕が旅立った日はとても混んでいる日、グリーンでもないと席が取れなさそうだったので何か良い手がないかと出入りの業者さんのそういうこと専門の人に切符をお願いしたところ、「取れましたぁ」の言葉と共に、まさかまさかのグランクラスの券が・・・。
「うぇ、そんなに高いのは嫌だぁ」と躊躇していたら、グランクラスの分の料金は「日頃のお礼に」(彼の言葉)と受け取ってもらえなかったので、「これは後が大変」などと思いながら(内心にやにや?)、有難くそうさせてもらいました。
僕にとっては初めてのグランクラス。
それに盛岡には一度も行ったことがないので、気分はアゲアゲ。
更にその日は素晴らしい晴天にも恵まれました。
僕は決して鉄道好きというわけではないので、こういうすごい流線型の新幹線(E5系?)には全く不慣れ、見るだけでもちょっと興奮したりします。

しかもこのドアで他の車両から隔絶されたような新幹線のファーストクラスことグランクラスに初乗車ときては、いやがおうにも胸躍ります(笑)。
盛岡まではこの「はやぶさ」で2時間かからずに到着するそうです。

笑顔のアテンダントに迎えられて中に入ると、おぉ、こういう感じですか。
あっちをきょろきょろ、こっちをじろじろ。
完全お上りさん状態です(笑)。
デザインを大きく印象付けるシートはJAL国内線のファーストクラスを思い出させる白の皮張りシート、まだ全体に新しそうな感じが漂っています。

配列は2-1でそれが6列、1車両に計18席。
この日は完全に満席でした。
僕は出来ることなら一人掛けの席に座りたかったですが、人様に取ってもらった席、この混みようでは文句は言えません。

シートはレカロ製、体格差やいろいろな姿勢でも体全体をバランス良くサポートしてくれそうな感触で、これは長旅でも疲れないでしょう。

スペースも充分で、さすがにグランクラス、文句はありません。
アテンダントもかなり訓練を重ねたのでしょう、その接遇は的確で丁寧なものでした。

グランクラスではまずお絞りが配られ、おつまみ2種類(あられとスイーツ)が好みのドリンクと共に・・・。
ドリンクは約10種類の中から選べ(ビール、赤白ワイン、日本酒、ソフトドリンク・・・)、しかもフリーフロー(飲み放題)です。

更に和と洋から選べる軽食も出てきます。
洋はサンドイッチ、和の方はご覧のような栗ご飯など・・・。
上りと下りではこの弁当の内容は違っていて、上りは東京の味覚、僕のような下りでは東北の食材を使ったものが出るんだそうです。
味は?
う~~ん、普通の駅弁ですね。
特別感はさほどありません。
揚げ物は梅入りコロッケ赤パプリカ揚げ、ご飯はあきたこまちに塩竃の藻塩を使ったものだったようです。

スリッパや雑誌は飛行機のように前席の背に、ブランケットや靴べら、アイマスクはリクエストとのこと。
グラスもグランクラスのロゴ入りです。
パーソナル感を大事にしたこの新幹線グランクラス、盛岡までがあっという間で、飛行機のファーストクラスと同じく「もっと乗っていたい」と思わせる上質な空間でした。

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