1週間でこんなに出来る (68) 「グラン・プラス」周囲の美味しいもの

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昼にロンドンからブリュッセルに到着。
宿泊の「コンラッド・ブリュッセル」で旅装を解き、超暑い日だったのでプールでひと泳ぎ、その後街に出ました。
まずはトラムで「プチ・サブロン」に、次いで「グラン・サブロン」。
そして「グラン・プラス」で念願の2年に一度のフラワーカーペットとご対面。
たっぷり花の絨毯も、広場を囲む精緻な彫刻の建物も見て回ります。
もちろんこの「グラン・プラス」周囲こそ、ブリュッセル一の観光スポット。
「グラン・サブロン」地区よりさらにさまざまな店が、それこそぎっしり軒を並べています
これは日本人観光客にはベルギー・ワッフルで有名な「ダンドワ」(DANDOY)という歴史あるスイーツ店。
でも店一押しはスペキュロスというビスケット。
試食はしましたが、僕にはあまり特徴の良く分からないビスケットで・・・。
そうそう、ベルギーらしい食べ物というとフリッツはどうでしょう。
フリッツとはフライドポテトのこと、ベルギーの国民食と行って良いほどの存在で、専門店もあちこちに・・・。
これは「フリッツランド」(FRITLAND)という人気店。
単語を並べれば英語でも大丈夫そうでしたが、「アン・コルネ・ド・フリッツ・ア・アルポンテ・シィル・ブ・プレ」なんてしどろもどろに言ってみると、すぐに威勢よく「ウィ、ムスィウ」と。
ソースを何にするかを聞かれるので、「サムライ・ソース」というスパイシーなものに・・・。
本当にその場の揚げたて、紙容器にたっぷり入れて、更におまけって感じで、容器をはみ出すようにトレイの紙の上にもたくさん乗せてくれます。
外はカリッ、中はホクッ、でも、ま、フライドポテトはフライドポテトでした(笑)。
4.1ユーロだったかな、冬なら最高でしょう。
更に「グラン・プラス」周囲を歩き回ります。
レストランの多い地区にさまよい込みました。
小便小僧。
あ、そうだ、ここはブリュッセルですものね、そりゃあなんたって有名なのは小便小僧です。
地図によると小便小僧の像は今僕がいるところとは方向が違う、明日にでもそっちは行ってみよう。
「世界3大がっかり」とは言われているけど・・・。
小便少女なんてのもあるそうなので、そっちも?
どうやらここは「イロ・サクレ」(ILOT SACRE)という地区のよう。
僕がパリで入ったことのある「シェ・レオン」(CHEZ LEON)も店を構えています。
ムール貝が美味しかったよな。
ここも感じ良さそう。
「オザルム・ド・ブリュッセル」(AUX ARMES DE BRUXELLES)と読むのでしょうか。
外に出ていたメニューを見ると、ベルギーらしい料理が一通りあります。
アールヌーヴォーなインテリアも良さげで、ちょっとだけメニューの解説をしてくれたメートル・ド・テルも親切そうな人でした。
ただまだお腹がなぁ、さっきフリッツも食べちゃったし・・・。
取りあえずここはキープとして、「イロ・サクレ」から「ギャルリー・サンチュベール」(GALERIE ST-HUBERT)に。

ここは1847年に作られたヨーロッパ最古のアーケード街。
「女王、王、王子」の名前の付いた3つの通路に分かれていて、沢山のブランド・ショップ、カフェ、劇場などが並んでいます。

そんな中で僕のお薦めはこの「メリ-」(MARY)というショコラティエ。
現在6軒ある王室御用達ショコラティエのうちの1軒です。
もちろん日本の同名のチョコレート屋とは別で、日本で売られる時には「マダム・ドリュック」という名前が使われるショップ。

1919年の創業以来、「お客様に最高の手作りチョコレートのみをお届けする」という信念のもと、今もなお全て手作り、100%天然素材を使用するというこだわりを貫いているショコラティエです。
1942年に王室御用達に認定。
ベルギー王室御用達としては最も古いショコラティエで、初代マスター・ショコラティエのマリー・ドリュック夫人のレシピを今に受け継いでいます。

僕は今回の旅行で本当にたくさんのチョコレートを買って帰りましたが(重かった、途中の保冷が大変だった、ファーストクラス利用で良かった・・・)、その中のベストがこの「メリー」のチョコレート。
ものすごく自然な甘みと口どけ、尖ったところがなく、万人を幸せにしてくれる甘さ、それでいてカカオは十分薫っています。
本当に美味しかったです。
恋人向けというより、家族向けの最高級品チョコレートってイメージのチョコレート。

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