ニューヨークを効率よく動くには、やはり地下鉄に慣れることと、タクシーの利用ですね。
僕は時間の有効活用を第一に考えているので、必要に応じてのタクシー代は全然気にしません。
まだまだ1ドルは100円を切っているし、ドライバーはほとんどアメリカ人以外、英語を母国語としない移民の人達ばかりで、それほどしゃべる英語に気を使わなくても良いし(笑)・・・タクシーは簡単かつ便利です。
地下鉄はメトロ・カードを自動販売機を買います。
機械によって日本語で表示されるものもありますが、アジア系言語では中国語しか出ないのもあります。
あ、少し長くなりそうなので、この辺は明日書きましょう。
で、その地下鉄、マンハッタンを南北に走っている路線は分かりやすいのですが、横に走っている線も使いこなせれば、本当に便利、どこにでも行けちゃう気がします。
ニューヨ-ク・ビギナーの僕でも2日目にはもうLラインでもFラインでも使いこなせました。
A・C・Eラインでも、1.2.3.9ラインでも、B・D・F・Vラインでもどれでもミッドタウンから下ってきて、最終的にFに乗り換えて最初の駅、SECOND AVE. HOUSTON ST.で降ります。
EAST HOUSTON通りを数分歩くとこのデリの名店「KATZ’S」が出てきます。
ここのパストラミ・サンドは文句なく超美味しいのですが、今日は心を鬼にして(笑)通り過ぎます。
ESSEXとかNORFOLKなんてイギリス風の名前の通りを過ぎて、僕の目的地はCLINTON通り。
こんな感じの何気ない通りです。
ここには「SACHIKO’S ON CLINTON」というすごく真っ当な日本料理店があって、寿司はもちろん、串揚げまで食べられちゃうんです。
大仰な日本趣味におもねることのない「アメリカにある純粋の日本料理レストラン」です。
そして、今回僕が行くのは、今回のテーマ「B級グルメ」路線にのっとってのニューヨークらしい食べ物、そう、パンケーキが美味しい「CLINTON ST. BAKING COMPANY & RESTAURANT」という店です。
パンケーキって、相当にアメリカっぽくないですか?
入り口は先日取り上げた9番街の「ISLAND BURGERS・・・」などと同じ、赤い色の作りつけのもの。
寒さ対策用の既製品なんでしょうね。
朝の10時過ぎですが、店内は超満員。
カフェとしても相当詰めて椅子が置いてありますから、かなりな人が入っています。
この辺は観光客というよりはジモティーばかりでしょうから、相当な人気店ということになりますね。
まず、このホット・チョコレートの大きさ、ホイップ・クリームの量、甘さ加減・・・もうどう見てもアメリカ~~ンですよね(笑)。
でもただ甘いだけではなく、美味しいホット・チョコレートでした。
で、これがパンケーキ。
通りの外が見える窓際の席に座ったので、窓に張られているZAGATのレーティングのシールなども眼に飛び込んできます。
パンケーキにはブルーベリーとバナナの2種類があって、僕は前者をオーダー。
3枚重ねてあるパンケーキの中にもブルーベリーが練りこんで焼いてあり、出来立てなので熱々ふわふわ。
僕もプレーンでならこの位に焼ける自信はありますが(自信過剰?)、具材(ブルーベリー)を入れてこれだけに焼くのはさすがプロなんだと思います。
ただこの「ふわふわ」感にこだわっているせいか、少し水分が多めのような気がします。
もう少し水気を飛ばさないとビチャビチャになっちゃいますが,たいていのアメリカ人は添えてあるシロップをドバドバ掛けて水浸しにしちゃいますからね(笑)、それでも良いのでしょう。
美味しいパンケーキでしたが、僕の本理想のパンケーキとまではいきませんでした。